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運動学習を促進する ”キューイング””コーチング”について

月末理学療法士 そうの記事をご覧の皆様

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

いきなりで申し訳ございませんが、、、、

私、都内のパーソナルスタジオにてパーソナルトレーナー兼、社内トレーニング研修責任者をしております、磯辺と申します!

この記事をお手に取って頂き有難うございます。

今月は月末理学療法士ではなく、私が記事を担当させて頂きます。


まず初めに軽く私の自己紹介をさせて頂けたらと思います。

私は月末理学療法士とは高校時代からの友人で、今でもお互い身体の専門家として交流があり個人的には親しい間柄だとは思っています。笑

(本人はどう感じているかはわかりませんがw)

経歴としては

大学卒業と同時に都内有名某パーソナルジムに就職し、その後、今の会社に転職し現在に至ります。

主にダイエット・ボディメイクをはじめセミアスリートのパフォーマンスU Pや一般の方々の機能改善など幅広く担当をしてきました。

現在は社内でトレーニング研修責任者として月一度の社内研修の開催、新人研修を担当しております。

また外部でいくつか契約を結ばさせて頂きパーソナルトレーナーとしても活動をしております!


そんな私が今回記事でお話しさせていただく内容は

【コーチング、キューイング】

になります!!!


こちらの記事をご覧になられている方は、少なくとも既に運動指導者として活動されている方か運動指導者を目指している方がほとんどだと思います。

運動指導者にとって何気なく使っているであろう

“キューイング”

「え!?キューイングってなに?!知らない、、、」って方もご安心してください!

今回はキューイングの基礎から応用まで徹底的に解説をしていこうと思います!

知っている人もいれば知らない人もみなさんがこの記事を見て明日から実践できる内容にしていきますので少しの間、お付き合い頂けたらと思います。


本文最後に私が現場で使用頻度の高いキューイングを紹介しているので

気になる方は最後までお見逃しなく!!


では、本題に入っていきます!

そもそもキューイングって何?の部分をご説明していきます。

“キューイング”とは

監督やコーチが選手や相手に対して指示を出しているのを見かけたことはありますよね?

例えば、、、

「素早く脚を蹴り上げて高く飛ぶように!」や「ゴールに向かってドリブルをしろ!」

などなど。

まさにこれがキューイングとなります。

直訳すると、【Cueing=指示、声かけ】

などを指します。

きっと数多くのセラピストの方々は運動指導の際に必ず行っていると思います。

僕らで言うのであれば

クライアントや患者さんがエクササイズを行っているのに対して必ず口頭指示などをして動作改善などをするかと思います。

キューイングが上手くなる事で動作の巧緻性を高める事ができ、筋出力までも変えられるので使う手はないですよね!!!(磯辺もまだまだ修行中です、、、、)

早速次からキューイングの基礎的な部分に触れていきたいと思います!


■キューイングの種類

キューイングには大きく分けて2種類に分ける事ができます。

① バーバルキューイング

② ノンバーバルキューイング


バーバルとは、言語を表すのでバーバルキューイングは相手に対して口頭で指示をする事を意味するので想像しやすいかなと思います。

例えば、「膝が内側に入らないようにスクワットをしましょう」や「放物線を描くようにシュートをしてみて!」などなど


対して、ノンバーバルキューイングとは、相手に口頭指示以外で伝える事を指します。

例えば、相手の身体に触れて動作修正を行う事

“触覚キューイング”(Kinesthetic Cue)

自らの見本や鏡など用いて相手の視覚情報を元に動きの認知をしてもらう事

“視覚キューイング”(Visual Cue)などが挙げられます。


私の経験則上、同時にこれらを活用することで動作の改善はしやすいと感じています。

悪いことではありませんが現場で多くのトレーナーやセラピストが行っているのは①バーバルキューイングのみになります。

そしてその中でも更に【ある部分だけにフォーカスしたキューイング】のみになってしまっているケースが多々あります。


では次に【ある部分だけにフォーカスしたキューイング】について詳しく解説していきたいと思います。

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