子どもに余計なことをしない

親に限らず、子どもを育てる上で
「子どもに余計なことをしない」があります。

もう20年以上前になりますが
青空自主保育に参加していた頃
お当番で山を歩いていた日に
大きな木の枝の間に作られた
ブランコがありました。

2歳の子どもには、まだ高すぎて
自力では乗ることが出来ず
3歳から4歳になろうとしている子は
なんとか自力で乗ることが
できるくらいの高さでした。

私のそばに来て
「乗りたい〜〜!」と言った小さな子を
無意識に抱っこして乗せてあげると
専属の保育者の方に
「余計なことをしないでちょうだい」と
言われました。

よ…余計なこと?

そうなんです。
余計なことだったのです。

あの子が自分の力で
そのブランコに乗れた時に
感動できるはずの景色を
私が無闇に見せてしまったのです。

感動を半減させてしまった。

さらに、自分で乗れない高さに
乗るということは
自分では降りられない可能性があって
安全かどうかを学ぶ力も
妨害してしまったことになったのです。

が〜〜〜〜ん!

余計なことをしないって
意識していないと難しいものです。

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