noteの「❤️スキ」に対するリアクションを戦略的にデザインしてみた
noteで記事を書くようになってから、痛感したコトがあります。
「やっぱり自分は承認欲求の塊だな」というコトです。
記事を読んで頂いた方から「❤️スキ」の通知が届くと、
ものすごく嬉しくなります。
嬉しすぎて、通知のメールを何度も見返してしまいます。
承認欲求が満たされていくのを感じます。
メールを見返して、欲求が満たされる感覚を、何度も反芻します。
なので、こんな素晴らしい「❤️スキ」を、
もっと貰う方法は無いかと考えました。
著名でも素晴らしい記事が書けるワケでもない僕が、
大量に「❤️スキ」を貰う方法です。
価値を考える
やはり、「❤️スキ」を押すコトで、読者に何かしらの価値が無いと、
押してもらうのは難しいと感じます。
noteには「スキに対するリアクション」機能があります。
スキを押したことがある人は分かると思う思うんですが、
押した時に作者からのリアクションがポップアップします。
読者に、スキを押したことによる価値を届けるタイミングはココだな、と思いました。
リアクションを戦略的にデザインすれば良いのです。
でも、読者にとっての価値とはなんでしょうか?
まったく想像がつきません。
「読者」という表現が悪いように思います。
「読者」では広すぎます。
そもそも「読者」を想像できていないので、
「読者にとっての価値」を想像できていないように思います。
読者の属性を考える
なので、まずは「読者」を想像していきたいと思います。
僕のnoteに来るような読者を想像すると良いように思います。
僕のnoteはデザインに関する記事が多いです。
なので「読者」の職業は「デザイナー」で想像します。
ただ「デザイナー」でもまだ広いように思います。
そういえば、僕には二人だけフォロワーさんがいます。
「スキ」は気軽に押せますが、
「フォロー」を押すには勇気がいります。
つまり僕をフォローしてくれているこのお二人は、
僕の記事にある程度の価値を感じてくれていることになります。
このお二人を紐解けば、どういう「デザイナー」が
「読者」になりうるのかが、見えてくる気がします。
共通点がありました。
お二方とも、「UI/UXを勉強中のデザイナー」だということです。
だいぶ読者像が明らかになった気がします。
ココからさらに「読者」の解像度を上げていきたいですが、
まだ情報が不足しています。
せっかくのAIの時代ですから、ココからAIを活用したいと思います。
ココまでの情報を元に、
chatGPTにペルソナを作成してもらうことにしました。
プロンプトはこうです。
すると、chatGPTが以下のペルソナを提案してくれました。
ペルソナ
名前: 田中 結衣(たなか ゆい)
年齢: 27歳
職業: UI/UXデザインを勉強中のデザイナー
経験: デザイン業界で3年の経験を持つが、UI/UXデザインはまだ勉強中。現在、インターンシップやフリーランス案件を通じて実践的なスキルを磨いている。
背景
居住地: 都市部(東京、福岡、大阪など)、アクセスが良い場所に住んでいるため、デザインイベントや勉強会に積極的に参加できる。
教育: 美術大学でグラフィックデザインを専攻。デザイン基礎を学んだ後、UI/UXに興味を持ち、オンラインコースや専門書で独学中。
仕事: グラフィックデザインの仕事をしながら、UI/UXデザインのプロジェクトにも参加。新しいトレンドを取り入れたデザインを心がけている。
目標・モチベーション
目標:
2年以内にUI/UXデザインの専門職として転職する。
noteで見つけた最新のUI/UXデザインのトレンドやベストプラクティスを実際のプロジェクトに活用する。
自身のデザインブログをnoteで運営し、他のデザイナーと知見を共有したい。
モチベーション:
UI/UXデザインを通じて、ユーザーにとって使いやすい製品を提供したい。
デザインに対するフィードバックをもらい、スキルを向上させることに意欲的。
noteを活用し、業界の動向や先輩デザイナーのインサイトを吸収して、自分の視野を広げたい。
課題・悩み
技術的な悩み: FigmaやAdobe XDなどのツールの使い方は習得済みだが、ユーザビリティテストやプロトタイピングの手法にまだ自信がない。
情報収集の課題: noteで多くの情報を得ているが、実際のプロジェクトでどのように適用すべきかの具体的なイメージがわかりにくいことがある。
業界への不安: UI/UXデザインの競争が激しい中で、自分がどのように差別化できるか、独自の強みを見つけることに悩んでいる。
好み・習慣
学習スタイル: シンプルで視覚的なコンテンツを好む。難しい理論よりも、具体的な事例や実践的なノウハウを優先して学ぶ。
使用しているツール: Figma、Adobe XD、Miroなどのオンラインツールを日常的に使用し、作業の効率化を図っている。
情報収集: noteやYouTubeのデザインチュートリアル、海外のUI/UXブログを頻繁にチェックし、新しいデザインのトレンドを学んでいる。
性格・価値観
性格: 好奇心旺盛で、新しいことに挑戦することを楽しむタイプ。時には完璧主義な面もあり、納得いくまでデザインを練り直すことがある。
価値観: ユーザーにとって「わかりやすい」「使いやすい」ことを重視し、デザインの美しさと機能性の両立を目指している。
なるほど。
共感できるところが結構あり、良いペルソナに思います。
「田中さん」のことをだいぶ想像できてきました。
ただやっぱり顔写真もあったほうが良いと思いますので、
それもchatGPTに作ってもらいました。
これが田中さんです。
さらに「読者」の解像度が上がりました。
読者の行動を考える
ココからさらに解像度を上げるため、
田中さんの行動に迫りたいと思います。
普段どういう行動をし、どのタイミングで僕の記事を読むのか、
そのあたりを明らかにするのかが重要な気がします。
プロンプトはこうです。
するとこのような表を作ってくれました。
なるほど。
田中さんは、記事を読み「共感したり感謝したり、貢献したくなった時」に、「❤️スキ」を押すようです。
ということは、共感したり感謝したりしている時に、最も嬉しくなるリアクションを届ければ良いのです。
まとめ
田中さんがスキを押した時に最も嬉しくなるリアクション、
試行錯誤の上、答えを出すことができました。
AIを活用したユーザーモデリングによってどういう答えに辿り着いたか、
「❤️スキ」を押して確認してみてください。