点を打ち 縁取った透明な 枠組みの中で呼吸をする 静かでありたい 光を見つめていたい せせらぎに耳をかたむけていたい わたしは淡色の風に吹かれ さまよいながら歩き続ける ゆらめく水面 そこに泳ぐ魚はいない