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欠勤51日目 君の手を握り歩いてる

昨日、心療内科で、「あなたはうつ状態です」と言われた。抑うつってやつらしい。
「うつ病ってことですか?」と訊くと、「違う」とのこと。
「病気ではないと思います。うつ状態は誰でもなります。不安感やストレスは誰でも感じます。私だってそういう時は薬を飲みます。喘息の咳が酷くなるのも、不安感が関係しているのではないかと思います。それは一般的なことです。今回は、前回と違って眠くなりにくい薬を出すので、飲んでみてください。何かあれば、どんな些細なことでも良いので、相談してください」。
俺はうつ病とか、自律神経失調症とか、そういう診断をされたらどうしよう、とビビっていたので、「病気ではない」と言われて少し安心した。まぁ、だからといって状況が改善したわけではないけれど。
処方された薬は、ブロマゼパム。頓服薬なので、症状が出た時だけ服用するらしい。調べてみると、ブロマゼパムは抗不安剤で、神経症やうつ病、心身症における不安、緊張、睡眠障害などの改善に用いられる、らしい。
ただ、連用により薬物依存を生じることがあるので、漫然とした継続投与による長期使用を避ける必要がある、らしい。やれやれ。

一応、妻に話したら、「心療内科なんて信用しない方がいい。奴等は金儲け主義だから薬漬けにされるだけだぞ。自分はなんでそういう症状になったのか自分なりに考えて行動すりゃいいんだよ。例えば日光に浴びるとか、ケースワーカーと話すとか」と言われた。
妻はもともとパニック障害があり、今でもなるべく電車やバスには乗りたがらない。けれど、毎日きちんと仕事をして、家事をして、呑みに行き、楽しく生活している(と思う)。心療内科が金儲けというのも、自分の経験で言っているのだろう。一理あるかもしれない。
「奴等は、症状に当てはめて薬を出してるだけだからな。薬を飲めば依存してまた病院に来る。そうすれば儲かる。患者は気が付いたら薬漬けになってる。私は頓服薬は持ち歩いてたけど、あんまり飲まなかったかな。持ってるだけで安心するって感じだった」。
そういうものなのかもしれない。俺にはまだよく分からないけれど。

今日は幸い晴れているので、ごろごろしながらゲームをしている息子に一言告げ、スケボー片手にうちを出た。
近所の公園のベンチに座ってB'zを聴いた。「夢見が丘」。初めて聴いたのはもう25年くらい前だ。あまりにも遠い。
その後、少しだけ滑って帰宅した。

今は猫と一緒に横になっている。昼メシを食べて家事をしないと。

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