見出し画像

休職357日目 By the Way

初めて聴いたレッチリのアルバムは「By the Way」。

聴いたのは、今から20年以上前。高校生の頃だ。洋楽に飢えていた時期で、ニルヴァーナや、オフスプや、グリーンデイや、マイブラや、レイジや、まぁ、ロック好きの高校生が聴くような洋楽バンドを聴き漁っていた。

レッチリはメンバーの見た目のイメージで、さぞやイカレてやんちゃなバンドなのだろうと思ったのだけれど、いざ「By the Way」を聴いてみたら、意外なほどメロウな曲が多くて驚いた。ちょっと感傷的というか、センチな雰囲気がありつつ、スケールがデカくて勇気付けられる。今でも大好きなアルバム。

とはいえ、それは今だからそう思うだけで、良さに気付いたのは大学生の頃。高校生で最初に聴いた時は、「なんだよ、全然激しくねぇじゃん!」という感じであまり好きではなかった。表題曲の「By the Way」と「Can't Stop」くらいしか好きになれなかった。当時の俺は、ロックなんて激しくてナンボ、という考えのクソガキだったので。我ながら恥ずかしい。

大学生になり、音楽の裾野が少しずつ広がっていき、改めて聴いてみて、めちゃくちゃ好きになった。今でもレッチリは好きだし、何より、パワフルで凄いなぁ、と思う。

高校生の頃、レッチリのライブ映像だかPVだかを観て、「レッチリって上半身裸でやってるけど20年もしたら脱がなくなるんだろうなぁ」なんて友達と話していたけれど、信じられないことに、20年経った今でもレッチリは上半身裸でやっている。パワフルすぎ。その上、曲も最高にカッコ良い。ずっとロックの最前線で活躍していて、本当に凄いと思う。

2022年にはアルバムを2枚リリースしていて、どちらもめちゃくちゃカッコ良い。それについてはまた別の機会に書きたい。

レッチリにはいつまでも俺たちをワクワクさせてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?