欠勤18日目 Babe I'm Gonna Leave You
往年のロックの名盤をちゃんと聴いてみようキャンペーン、俺の中で勝手にスタート。
以下、聴いたアルバムの簡単な感想。
・THE BACK HORN「ヘッドフォンチルドレン」
THE BACK HORNは本当に全然聴いたことが無くて、勝手なイメージでブラフマンみたいなバンドだと思っていたのだけれど、全然違った。
ヒリヒリしたヴォーカルと、歌謡曲みたいな歌メロ、ジャキジャキしたギターと、キレキレの歌詞。けっこう好きな世界観で、十代の頃に聴いていたらどハマりしていたかもしれない。ただ、アルバム一枚聴いただけでめちゃくちゃ疲れた。
何というか、アルバム全曲フルスロットルって感じなんだよね。全曲メッセージ性が強くて叩きつけるような。
俺ももう37歳のおっさんなので、フルスロットルを受け止めるスタミナが足りなかった。悲しいことだ。
・King Crimson「In the Court of the Crimson King(邦題:クリムゾン・キングの迷宮」
キング・クリムゾンは全く通っていなかったので、恐る恐る聴いたのだけれど、けっこう良かった。もっと分かりにくくて、昔からロック大好きでロックに対する造詣の深い連中ではないと理解できないバンドだと思っていたのだけれど、そんなことはなかった。ただ、一曲一曲が異常に長いので、聴いていてちょっと疲れた。この長さが聴く人によっては堪らないんだろうな、と思いつつ。やっぱもう俺にはロックを聴くスタミナが無いってことなのか!?
とはいえ、一曲目「21世紀のスキッツォイド・マン」は何回かリピートして聴いているので、好きだ。これくらいがちょうどいいんだよね、個人的には。これよりテンポゆっくりで長い曲だと疲れる。
・LED ZEPPELIN「LED ZEPPELIN I」
レッド・ツェッペリンのファーストアルバム。
ベタだけれど、俺は「天国への階段」しか聴いたことがなかったくち。今回ちゃんとファーストアルバムを聴いてみたら、すげぇカッコ良かった。ちょっとブルースっぽくて、クリームとか、その辺と同じ系統なのかな?もっとゴリゴリのハードロックなんだと思ってた。
ただ、スケールが大きくて、カッコイイけれど、ちょっと疲れる。このアルバムの前に聴いたキング・クリムゾンもそうなんだけど、気楽にふわっと聴ける感じではないよね。どうしても聴く時にちょっと構えてしまう、というか。
ちなみに、レッド・ツェッペリンも、キング・クリムゾンも、なぜ俺が今まで聴いて来なかったかというと、理由は簡単。ロック好きな老害たちが「これ聴いてなきゃロック好きとは言えないでしょ」みたいな感じで言われてるバンドだったから。
十代の俺は、そんなのクソ喰らえと思いながらマイブラとか聴いてた。
ロックが単なるロック好きな老害の権威の象徴になっちゃってるのが嫌だったんだよね。俺も若かったんだな(笑)
今日の一枚
レッド・ツェッペリンのファーストアルバムの2曲目、カッコイイ。
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