黒夢 / CORKSCREW
来年の2月までに黒夢のアルバムを全作聴き直し中。
今回は「CORKSCREW」を聴き直してみた。
メジャー6作目のアルバム。このアルバムは本当によく聴いた。確かリリースされたのは俺が中学1年生の時だったと思う。少ないお小遣いでCDを買い、毎日のように聴いていた。
改めてきちんと聴き直してみると、思春期の音楽だなぁ、と思う反面、悪くないアルバムだとも感じる。反逆、絶望、孤独、などなど少年少女が抱える焦燥を疾走感のあるパンクチューンに乗せて歌われたら、そりゃキッズが夢中になるのも無理はない。
乾いた音像もカッコイイし、黒夢の最高傑作と呼ばれるのも分かる。
ただ、まぁ、今となれば、当時、清春が批判的な意味で歌詞に書いた「意味のないアイドルバンド」だとか「当たり障りのない詞押しつける」だとか、そういうフレーズが悲しく響いてしまうのも事実。理由はここに書くまでもない。
ちなみに俺がこのアルバムで一番好きな曲は「COWBOY」かな。今でもたまに口ずさんでしまうくらい印象に残っていたりする。