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優しい人が戦争を起こす(1)排除の構造

「そんなの○○すりゃいいんだよ、考えすぎだよ」と話してないか?

その無神経な言葉に傷つく人は、そんなの聞かされても「わかってるわい」としか思えないんだよ。好きで、傷つきやすいわけじゃないんだよ。デリケートな心は自分で作ったんじゃない。生育歴で出来たものだよ。

正論は身も蓋もない。何の助けにもならない。

言う方は言うことで助けてあげたと気を休められるんだろ。
違うんだよ。
むしろ苦しめているんだよ。わかってないなぁ。

そのうち「言ってもわかんないんだよなー、あいつ」と除け者にして、コミュニティから排除するんだろ。当事者のせいにして無邪気に阻害するんだろ。保守派というか保身派の常套手段だな。

そういう言葉を投げつける君等、本当は知っているんだろ、
当事者の深いところに闇があることを。

ただ踏み込めない。踏み込んだ後に戻れる自信がない。踏み込んで解決するどころか、自分が弱いから巻き込まれて自分が危うくなってしまう。
だから課題を他人事にして済ましてしまう、そういう生存戦略な。

他者を貶めて、自分の立場を守る。
酷くないか?


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