公徳心(2)学校教育
中学生は公徳心を道徳の授業で学びます。
自分は中学時代、道徳や倫理の授業に一切興味がなかった。それが今はなぜか道徳を教育する立場に居て烏滸がましい。そういや、若い頃にヤンチャした人ほど歳を重ねて社会貢献に勤しむね。同じ轍を踏んだか?
道徳の教科書では公徳心をこう説明してます。リンク先の画像は必見です。
公徳とは、社会生活の中で私たちが守るべき道。この世の中で生きていくうえで、他者への配慮や思いやりを大切にして、社会の中の自分の在り方、生き方を考えることは当然のことです。でもいまの世の中、自分だけがよければいいという人が多すぎると思いませんか。電車やバスの車内での悪いマナー、空き缶やたばこを無頓着にポイ捨てする人、平気で割り込みしてくる人・・・こういう人たちが「公徳心のない人」と呼ばれるのです。
(文部科学省「心のノート」中学校版より 2002年(平成14年))
中学生は、この教科書で公徳心を身に着けろと言われているようです。でも、これじゃ無理。押し付けきつくて嫌な気分になるよ。
”こういう人たちが「公徳心のない人」と呼ばれるのです。”だって!
こんな高圧的な言い方じゃぁ”そう呼ばれて何なの?”、”そもそも公徳心って何?オイシイの?”って大人でもひねくれるわ。無駄な反骨心の着火剤にしかならない駄文じゃ、道徳に興味持たなくなるよ。ダメだこりゃ。
今、道徳はとても大事。だから教科書も授業も改善すべきです。
公徳心。言葉は最近知ったけれど、その前から大事にしていた精神でした。道徳に興味なかった俺が、どうして公徳心を身につけたか、考えてみよう。