「仙台人」気質(1)とどめをさされた
ローカルニュースに疎い私なので、この記事は今、まさに今、知りました!
衝撃的でした。読んで愕然とするほどセンセーショナルな記事。特に、仙台市民読本(1935(昭和10)年、仙台市教育会が高等小学校の児童向けに編さんした副読本)の箇条書き。明らかに現代に継承されています(涙)
あれもこれも「それは全部「仙台人気質」が理由です」と明かされた気分。
「NPOなんだから公益的な意識を持とう」とか
「就労支援施設なんだから働き方のプロになろう」とか
「既成概念に囚われず、進取の気性で挑戦しよう」とか
「時間は最大のコスト。一分一秒でも価値を高めよう」とか
「One For All, All For One」とか
「オープンでフラットな社会を作ろう」とか、
これ全部、この土地に馴染まない思想だったのかー。(全俺が泣いた)
自分の家族は全員北海道生まれで、自分が園児の頃に仙台に移住した。それから就職上京するまで仙台で過ごしたので「故郷」だと思っていたけど、どうも自分には「仙台人気質が足りない」な。そりゃ噛み合わないや。
支援員には「俺は(自分が好きな)織りをやりたいだけなんだ」と主張する人、公共的な話に「自分はそこまで考えたことがない」という人、公私の区別がつかない人、「働かなくて住むと思って結婚した」という人など、どうして働くことに本気じゃない人ばかりに囲まれるのか不思議だったけど、これで謎が溶けた。”勤労を好まない”県民性なのか。なら仕方ない(号泣)
もう一つ
これもそう。小さな失敗でも素直に謝れないし、わからないことを素直に聞けない。まさに今日出会った論文で言うところの「不完全性の秘匿」だ。これが職場の空気を澱ませて、表面的な会話しかできなくなる。
新たに雇っても事態が変わらず金太郎飴状態。そりゃそうだよね。土地柄がそうなんだもん。長年にわたって培われた地域性。そうか…この6年、俺は地域性と戦っていたのか…金太郎飴は歴史の長さ。敵うわけない。
でも今わかってよかった。絶好のタイミングで知れた俺は運がいい。片倉組仙台製糸所の工場長を見習おう。中期計画が捗りそうだ。幸運に乾杯。
しかし、まいった。武田負けたな。派手に負けたな。可愛そうだな、馬が。