【健脳】MBTIで心の健康管理(連載3/3)〜心を変えるのが難しい、どうして?どうしたら?〜
こんにちは。前回の記事では”習慣を変えれば自分は変わる”と信じておくのが大切だけど、心を変えるのは難しいとお伝えしました。今日は、それでどうしたらいいかと、どうしてそうなるのかをお伝えします。
(MBTIって?という方、こちらの以前の記事から詳しく知れます)
心を変えないで習慣を変える?
前回お伝えした、松井秀喜選手の座右の銘で知られた名言です。
何年もこれを意識していたけれど、そもそも心を変えるのは非常に難しい。それで、今、自分はこう考えています。
心を変えるには習慣を変えるしか無い。
自分を変えるには習慣しか無い。
だからまず、強制的に習慣を変える。
それしか無いと思います。中身はどうあれ、僕はこう意識しています。
3日1セットとして、まず1セットやる。続いたらもう1セット。こうして3セット繰り返せたらルーティンワークとして習慣づきます。それが当たり前でストレスを感じなくなったなら、それは新しい自分に変った証拠です。
こうして新しい生活習慣を身に着けたなら、習慣づく前のMBTI診断と比較すると、きっと結果は違うでしょうね。それが自分を変える方法です。
どうして心を変えるのは難しいのか
たとえば「〇〇しちゃダメ」と子どもに言っても何度もやる、みたいな話はは沢山あります。なので最近は否定形にしない言葉かけが広まっています。
「〇〇しちゃダメ」と言うと「〇〇」は簡単に覚えられます。
だけど「ダメ」と自分を抑える別な自分が育ってないと「〇〇」だけが頭に残って、結局、何度も繰り返します。別な自分とは保護者のような意識で、発達心理学の観点に照らすと、大体15歳で成人レベルに機能します。
自分を律する意識の源は脳機能では前頭葉と一致しますが、脳の三位一体論では人間脳と呼ばれます。脳は後ろから作られるので爬虫類脳、哺乳類脳、人間脳の順に機能します。私はこの意識を保護者脳と呼んでいます。
保護者脳は一番最後に現れた新人。古株の脳を説得するのは大変です。習慣くんや本能くんは「今まで大丈夫だったのに何でそんな面倒なことしないといけないの!!!」と猛反発。だから大変なエネルギーを消費します。
大人でも、ついつい「〇〇してしまう」はありますが、それは習慣くんと本能くんが支配している状態。保護者脳が機能するのは大変で面倒なのです。
だから、自分を律することが出来るのが人間らしいといえるけれど、出来なかったと後悔するのも人間らしい。自分を変えたいと思えば、すでに人間脳が働いている証拠。挑戦も環境適応も出来ないと支援が必要になります。
今回はここまでにします。
またMBTIと他の色々を絡めた記事を書いていきますね。
それではまた。
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