【読書】大衆の政治参加と世界恐慌(集英社版世界の歴史)
・レーニンが遺書でトロツキー、スターリンの事を書いていた。
トロツキーは有能だけど自信家、スターリンは権力乱用が心配
→その通りになった印象です。
・ドイツのハイパーインフレ
1923年1月に250マルクだったパン一キロが年末には4000億マルクへ(16億倍)
→たった一年でここまでインフレするとは。驚きですよね。教科書にも書かれていることです。授業で使うと生徒も必ず驚きます。
・ドイツへの賠償金1320億金マルクは、純金約4万7000トンに等しい金額だった。(金マルクとは、金と交換できるマルクの事)
→1320億金マルクがどのくらいのお金なのかなかなかわかりませんでした。金で例えられるとすごくわかりやすいですよね。それにしてもこの額の大きさに驚きました。
・アメリカの1920年代における繁栄を、「狂騒の20年代」という。
・世界恐慌の始まりは、アメリカのゼネラルモーターズの株価が80セント下落したことから。一週間の損失が、アメリカの国家予算の10倍以上。
→ほんの少し変動しただけで、大きく世界が変わってしまったとは。多くの人が不安になっていたのかもしれませんね。
・聖火リレーの始まりは、1936年のベルリンオリンピックから。
・ファシズムの語源はイタリア語の「ファッシ」。束を意味して、団結を表す。