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戦争しようよ

世界各地では戦争が起きてるのになんで皆無関心なまま平気で生活を送れるんだ?
そう思っていたことが5年前に2分間くらいあった気がする。
現代社会を生きていれば道を歩くのだって命懸けだ。車が走れば交通戦争が発生する。小、中学校に入れば受験戦争が始まる。学業の芳しくない人は精神的に殺される、もしくは自殺をする。会社に入れば過剰な労働に忙殺される。年間二万人位の人が日本社会という戦争に敗れて自分から命を絶つ。これはもう立派な他殺だろう。自殺なんて呼ぶのはおかしい。何かしら外的要因があって自分を殺すのだから。
以上のことから僕たちは生まれた時から人生という戦争状態にあると言える。
自分の戦いでいっぱいいっぱいになってるから他国の戦争にかまっている余裕はない。それでいいと俺は思う。だって自分が死んでしまっては元も子もないから。

誰かの為になりたいなら余裕のある人間が勝手にやればいい。それは利他という個人的な欲求なんだから。何かの本で仕入れた知識なのだけれど、人間は誰かの役に立ちたいという欲求があるらしい。飯を食ったり、眠ったり、ポルノを観たりするみたいに君がそうしたい時に他人に優しくすればいい。相手がありがとうと言っていても他人の本当の気持ちなどわかりようが無い。本当は迷惑なのかもしれない。どこまでいっても主体の一方通行のエゴでしかない。だから自己欲求を満たす為に利他を行うべきだと僕は思うし、利他とはそういうものなのだと思う。利他など存在しない。お前が好きでお前と一緒にいたいから俺は俺の為にお前に優しくする。ただそれだけ。
だからこそ他人に優しくする事を強要するのは乱暴だと思う。他の欲求に個人差があるように各々利他の欲求の度合いが違っていて当然だろう。


戦争しよう。殺されそうになったら逃げてもいい、殺してもいい。だってこれは戦争なのだから。生き残った奴が勝ちだ。
勝利のコーラを開けるのだ。ビールでも、麦茶でも、水道水だっていい。今日を生き抜いた君に乾杯しよう。

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