労働市場における"自分"という商品のマーケティング戦略
今から4,5年程前に「BtoBデジタルマーケター養成講座」を受講した時の講師の一人であった山口義宏さんの著書。
確かその時はブランディングについてお話し頂いたと思う。(懐かしい)
高学歴や有名企業の職歴をもたない人々がキャリアアップするには、社会に出てから日々の仕事で実力を証明していくストリートファイトを積み重ねるしかありません。
山口さんは華やかしいキャリアのエリートだと思っていたが、苦労を重ねて今に至っていることを知り意外だった。
そんなエピソードこそが多くの人に勇気を与えてくれる。
皆さんにお伝えしたいのは、自分の価値観や気質を深く知り、それを仕事の面でポジティブに活かすようなセルフマネジメントの重要性です。
形式知の知識やスキルは良いのに、仕事で成果を出せない方の大半は、みずからが持つ価値観や気質への理解が不足し、自分の本質的な強み・弱みや気質を無視した選択をしているように感じるためです。
会社で身につくスキルは市場で高く評価されるものとそうでないものが混在しているので、市場において需要と供給の関係性がタイトで差別化されるスキルを持つことが重要。
そして若いうちは経歴が立派でなくても、戦略的に市場性が高いスキルを磨き実績を重ねていけば素晴らしいキャリアを創造できる可能性が十分にあることを教えてくれる。
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