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ヤンマー公式TikTokから学ぶ!企業らしさとエンタメの両立。再現性とそのヒントとは?

ヤンマー公式が積極的に様々なTikTok投稿にチャレンジしており、注目を集めています。特に必見なのは以下の2つの投稿です。

・こっそり社員密着
・うれしい瞬間

投稿URL:https://www.tiktok.com/@yanmarofficial/video/7264812004668427521 

広報社員の1日にこっそり密着してみたという投稿では、再生数22.2万回、いいね1,050、コメント15、保存131、シェア93を獲得。

隠し撮りで広報社員の1日に密着し、最後に実はバレていたというオチまであります。工場社員に密着するパターンもあり、バレずに密着できるかというミッションにチャレンジするエンタメ要素のある投稿でした。

投稿URL:https://www.tiktok.com/@yanmarofficial/video/7375086103226846482 

休憩中のうれしい瞬間という投稿では、再生数19.7万回、いいね1,292、コメント21、保存86、シェア38を獲得。

うれしい瞬間はTikTokやリールでもトレンドのフォーマットで、以前紹介したホテルメトロポリタンエドモントの投稿でも活用されていました。

この投稿では休憩中という多くの人が共感できるシーンであるとともに、大量のパンと喜びに浸る表情や、お気に入りの食堂メニューでほっこり微笑む表情に合わせてムーディーな曲が流れる構成がクセになり思わずこちらまでニンマリしてしまいます。

企業がエンタメ系の投稿を行う上で、ヤンマー公式TikTokから学べることは、TikTokでトレンドとなっているフォーマットをキャッチアップし、そこにその企業らしさを織り交ぜた投稿企画・制作ができることです。

これらを再現するには、2つの重要な要素があると考えます。

①スピーディーにTikTokのトレンドをキャッチし取り入れられるか、②キャッチしたトレンドをもとに企業のユニークさを活かした投稿企画~制作が行える体制があるかです。

伸びない投稿があることに一喜一憂せず、伸びる投稿・伸びない投稿の傾向をつかみながら、新しい投稿にチャレンジし続ける積み重ねが重要です。社内で限界がある場合は、得意とする支援会社の力を借りるということで実現できる確率が高まるでしょう。

また、投稿にいつも決まった社員が登場するのではなく、様々な社員が出演していることもヤンマー公式の特徴です(レギュラーメンバーもいるようですが)。属人化を避け、退職時などの企業視点でのリスクを減らすだけでなく、ヤンマーで働く様々な人を知る機会を提供できるメリットもあると考えます。

TikTokは、適切なレコメンドと受動的なコンテンツ接触により、新たに企業や製品を知っている人を増やし、親近感が持てる投稿を通じて「好感が持てる」「(イメージとの)ギャップがあって好き」「もっと知りたい」「憧れる」といった企業のブランディングや好意度のアップといったことも期待できます。採用活動としても、学生が企業を知るきっかけにもなるでしょう。

特に企業名はどこかで聞いたことあるが、実はよく知らないんだよねということが課題になっている場合は、理解促進や好意醸成といったブランディングの一つの手段としてTikTokの活用を考えてみてはいかがでしょうか!

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