【緊急!!】KADOKWAランサムウェアによる個人情報流出、そんな時の対応策!
出版企業であるKADOKAWAは、ランサムウェアによる
サイバー攻撃を受け、従業員の個人情報や関連の
私立通信制高校のN高、S高の生徒の個人情報までも
が流失し、ネット上に公開されてしまった。
このように個人の過失でなく、個人データを登録
していた企業が、サイバー攻撃を受け、個人情報が
流失、公開されてしまった時、個人としては、どの
ような対策を取ればよいのか? また、公開された
個人情報が使われて、脅迫等のメールや電話が入っ
た際、その対応はどのようにすれば良いかを緊急記事
としました。
1.流出後の初期対応策
① 個人情報を登録していた企業からの連絡を確認
企業からの公式な通知や指示を待ち、その指示に
従った適切な対応を行う。
② パスワードの変更
流出した情報にログイン情報(ユーザー名やパス
ワード)が含まれている場合、すぐにパスワード
を変更する。
また、同じパスワードを他のサービス等でも使用
している場合は、それらのサイトのパスワードも
変更しておく。
③ クレジットカードや銀行口座の確認
クレジットカード情報が流出した場合、カード会社
に連絡して新たにカードを発行してもらう。また、
不正利用がないかチェックする。
必要に応じて銀行口座の変更を行う。
④ フィッシング詐欺に注意
不審なメールやリンクに注意し、個人情報を提供
しないようにする。
⑤ 警察や消費者保護機関への通報
個人情報が流出したことを警察や消費者保護機関
に報告することも重要です。
公開された個人情報を使った脅迫等の対応策
① 先ずは無視する
脅迫者が何を求めているかに関わらず、まずは無視
することが最善策です。脅迫者とのやり取りをすると、
さらに状況が悪化する可能性があります。
② 個人情報が流出した企業へ報告
個人情報が流出した企業に連絡、事態を報告し、
企業からの対応策やアドバイスを求める。
③ 記録を取る
受け取った脅迫メールや電話の内容を記録する。
可能であれば、証拠として保存する。
④ 警察に通報
脅迫を受けた場合、速やかに最寄りの警察に通報
する。受けた脅迫の証拠を提供する。
⑤ 可能であれば、弁護士に相談する
法的な助けが必要な場合、弁護士に相談する。
以上、流出後の初期対応策と公開された個人情報を
使った脅迫等の対応策を緊急記事としてご紹介いた
しました。
この記事を執筆中にも、今度は東京ガスの子会社の
東京ガスエンジニアリングソリューションズ(TGES)
が不正アクセスを受けて、約416万人分の個人情報が
漏えいした可能性があると発表しました。
個人の過失ではない、個人情報の流失は、他人事では
なくなって来ています。
(2024.7.18 Vol.85)
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