セーフティネット住宅とは?
これまでの情報交換会で何度が話題となっている「セーフティネット住宅」。
しかし、あまり馴染みがありません。今回は「セーフティネット住宅」とそれに関連するいくつかを調べてみます。
これまでアパート等に入居するのに、高齢独居や生活保護を理由に断られてしまうことが問題視されてきました。「セーフティネット住宅」はそれを解消して、また生活相談や見守りがあることで借りる方も貸す方も安心できる仕組みです。
「国土交通省-新たな住宅セーフティネット制度における居住支援について」によると、2021年の住宅登録は42万戸。国で目標に掲げた17.5万戸を大きく上回る数字です。
前回の情報交換会でお話してもらった「ビレッジハウス・マネジメント」では、31都道府県に約2万戸、宮城県では約1,100戸のセーフティネット住宅を用意しているとのことでした。
全国の住宅は「セーフティネット住宅提供システム」から探すことができます。
次は入居の対象となる「住宅確保要配慮者」を見てみます。
対象はかなり広く取られていて、全体的に「社会的弱者」として支援が必要とされがちな方々を支える目的が分かります。変わったところだと、新婚世帯やUIJターンによる転入者、そして支援者も加えられていました。
そして最後に、支援する側の「居住支援法人」です。
2022年6月現在、全国で577の居住支援法人が都道府県により指定されています。
宮城県内の居住支援法人は13団体。NPO法人や社団法人、株式会社までさまざまな団体があります。
以前に情報交換会で活動紹介していただいた「NPO法人やっぺす」も石巻・東松島・女川を対象エリアとする居住支援法人です。
「セーフティネット住宅」は知られていないことが一番の問題と、情報交換会で話になりました。生活の基盤となる住居をスムーズに安心して借りるためのこの制度、もっと認知が広がり活用されることを期待します!
「せんだい・みやぎソーシャルハブ」次回の情報交換会は7月21日(木)19:00からです。
テーマは「住まいの支援-まとめ-」。これまで聞いてきた課題や支援を振り返り、私たちができることを考えます。
また、皆さんの近況を共有する時間を設ける予定です。当日は会場限定で20時以降に意見交換・名刺交換の時間を用意しています。ぜひ会場にお越しになってつながりを増やしてください。
情報提供や相談質問を募集中です。どんなことでも情報交換記録からお知らせください。
◯せんだい・みやぎソーシャルハブ 7月情報交換会
日時:2022年7月21日(木)19:00〜20:15
場所:仙台市市民活動サポートセンター 6Fセミナーホール
(〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-1-3)
参加方法:(1)会場参加【定員MAX20名】
(2)オンライン参加:Zoom【https://bit.ly/3z7SOKd】
ミーティングID:899 9725 6871 パスコード:hub
テーマ:住まいの支援まとめ 参加費:無料
※参加希望は申込フォームからご記入ください。
・会場参加は定員になり次第締め切りさせていただきます。ご了承ください。
・オンライン参加の方には申込後にZoom情報をメールでお知らせします。
・宗教や政党またはそれに類似した団体等への勧誘、商品の販売、ネットワークビジネスの勧誘等は禁止です。もしも、そのような行為を見かけた方は、スタッフまでお知らせください。
主催:せんだい・みやぎソーシャルハブ(https://note.com/socialhub)
共催:仙台市市民活動サポートセンター(https://sapo-sen.jp)
問い合せ先:
せんだい・みやぎソーシャルハブ事務局(tatara@minmin.org)
仙台市市民活動サポートセンター(022-212-3010 担当:太田・鈴木美紀)