アートによる課題解決
排除アートを知る
「住まいの支援」の現状を知るために、仙台市内のいくつかの支援団体にヒアリングをしています。話を聞いていて驚いたことの1つが「排除アート」です。
過去にはNHKでも特集され、ホームレスの方々の自立を応援する雑誌「ビッグイシュー」などにも取り上げられています。
記事では「排除アート」をこう説明しています。
忍び寄る不寛容
ベンチの露骨なデザインに気がつくと違和感が出てきます。そのまま気をつけて周囲を見渡してみると、無理な仕切りが取り付けられたベンチが並び、不要な場所に妙なオブジェが多く埋め込まれているのが目に付きます。
ベンチや路上で寝ることは許されず(もちろん安心できる住居が一番に必要です)、スケートボードもできない設計。無機質な街の構造物をスリリングな遊び場に読み替えるのがスケートボードの魅力なら、排除アートは読み替えを強く拒否します。
課題解決の自由な発想
拒否されるとかえってムキになるのが人間の性。記事には排除アートの強力な読み替えが紹介されていました。
決して受け入れず受け流さず、アートにはアートで対抗する。けれど思わず脱力してしまうこの課題解決の手法は、排除アートの滑稽さを際立てる効果を発揮しています。課題解決の多様さとアートが持っている懐深さが分かる一例でした。
探してみるとたくさん出てくるユニークな課題解決。常識にとらわれない発想はイノベーションそのものでした。
せんだい・みやぎソーシャルハブでは気になる課題を取り上げ、自由に一緒に考えてくれる仲間を募集しています!情報交換会への参加、またはメールなどでお問い合わせください。
次の情報交換会は7月21日(木)19:00からです。
テーマは「住まいの支援-まとめ-」。これまで聞いてきた課題や支援を振り返り、私たちができることを考えます。
また、皆さんの近況を共有する時間を設ける予定です。当日は会場限定で20時以降に意見交換・名刺交換の時間を用意しています。ぜひ会場にお越しになってつながりを増やしてください。
情報提供や相談質問を募集しています。どんなことでも情報交換シートにお知らせください。
★情報交換シート:https://bit.ly/3uGOzT8
◯せんだい・みやぎソーシャルハブ 7月情報交換会
日時:2022年7月21日(木)19:00〜20:15
場所:仙台市市民活動サポートセンター 6Fセミナーホール
(〒980-0811 仙台市青葉区一番町4-1-3)
参加方法:(1)会場参加【定員MAX20名】
(2)オンライン参加:Zoom【https://bit.ly/3z7SOKd】
ミーティングID:899 9725 6871 パスコード:hub
テーマ:住まいの支援まとめ 参加費:無料
申込フォーム:https://forms.gle/7XKUvyh3EVmahbZC8
・会場参加は定員になり次第締め切りさせていただきます。ご了承ください。
・オンライン参加の方には申込後にZoom情報をメールでお知らせします。
・宗教や政党またはそれに類似した団体等への勧誘、商品の販売、ネットワークビジネスの勧誘等は禁止です。もしも、そのような行為を見かけた方は、スタッフまでお知らせください。
主催:せんだい・みやぎソーシャルハブ(https://note.com/socialhub)
共催:仙台市市民活動サポートセンター(https://sapo-sen.jp)
問い合せ先:
せんだい・みやぎソーシャルハブ事務局(tatara@minmin.org)
仙台市市民活動サポートセンター(022-212-3010 担当:太田・鈴木美紀)