【Pick up!点描の弧】 マイストーリーを語ることの大切さ (特定NPO法人Social Change Agency 代表理事 横山北斗さん#18「社会に信頼を再分配する」から)
『social hive WAITING CAFE 点描の弧』の常連、株式会社ニイラ代表の和賀です。
今回は、NPO法人Social Change Agency 代表理事 横山北斗さん(HP: https://social-change-agency.com/)のPodcast 2回目をpick up!
【エピソード更新】
#18「社会に信頼を再分配する」(NPO法人Social Change Agency 代表理事 横山北斗②)
#点描の弧
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「マイストーリーを語ってください」と言われたら、多くの人は「いやいや、私の話なんて大したことないから。。」と謙遜します。身体ごと後ろに下がってしまったりもします。
それは話す内容を持っていないからというわけでは必ずしもなく、実は、語ること、話すことに慣れていないからだったりします。
自分を主語にして話すことが極端に少ないから、あるいは自分の話を多くする人は嫌われるという空気のせい、もあるかもしれません。
人は一人ひとり違う、とはわかっていても、自分以外の誰かから語られるマイストーリーを聴いたことはありますか?
例えば、身近な人がどんな人生を歩んできてどんな想いを持っているのか。
みんな意外と知らないのでは?とも思います。
私は、研修などで話をする時には自分のこれまでのストーリーを必ずお話しします。
その研修のテーマからは大きく外れないようには気をつけていますが、今目の前で話をする人はどんな人なのか?と疑問や警戒心を持たれたまま相対しているのは少し居心地が悪い(お互いに)というのもあります。
私のストーリーを聴いてくれた後には、参加者の身体の向きや目線の温かみが変わり、その場自体がグッと温度が上がる感覚があります。
例えば、私がソーシャルワーカーを目指す原点となった体験を話すことがこれまで何回かありました。
原点自体は変わらないのですが、毎回、話すことや伝え方は少しずつ変化していると感じます。
何回か話すうちに自分の中での気づきや、相手との応答性の中でヒントになるような言葉が生まれるからだと思います。
自分のことを話す、聴いてくれる相手がいる。
これが同じテーマであっても、意外と全く同じにはならないのです。
自分の話をした時に、相手に全部理解してもらうつもりで話すのは疲れてしまう、相手の顔色を窺ってしまう、という気持ちもわかります。
確かに相手の反応を見ながら話すのは大切だとも思いますが、とはいえ相手の気分を全部受け入れる必要はそもそもないのです。
コミュニケーションは双方向性、とはよく言われる言葉ですが、話せる範囲、話したい範囲で良いから自分のストーリーを話す、くらいでいい。
かしこまった場でもなく、お茶を飲みながらでも、どんなシチュエーションでも。
自分の話を大したことないと思わずに話すこと。
マイストーリーを自分の言葉で話すことの大切さを横山さんとの対話の中で改めて痛感しました。
ぜひ番組の感想や質問、自分の生活をデザインする上での悩み事など気軽にお寄せください!
※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。
聴き手 : 岡田壮麻(スタートアップ支援家)
常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表) HP:https://niila.info/index.html
制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか
小野田総合法律事務所:HP:https://www.ot-lawoffice.jp/
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