知らないと損する〜気をつけるべき二重敬語〜
お疲れさまです。ビジネス英語って日本語のままでいいの多いよね、株式会社SHP広報のタピオカです。
今回のテーマは二重敬語。
実は、、、二重敬語って意外と使っています。
少しくらいなら使用しても個性的で良いじゃん、って思いますけど、多様的なビジネスシーンでマイナスなイメージを持たれるのは避けたいところ。
今回はそんな誤使用を回避するために特に間違えやすいフレーズをピックアップしてご紹介します!
二重敬語選手権
二重敬語の出場選手を紹介します。(上が二重敬語、矢印の後が正しい敬語です)
1. 「お伺いさせていただきます」
→「お伺いいたします」
2. 「ご覧になられますか」
→「ご覧になりますか」
3.「頂戴させていただきます」
→「頂戴いたします」
4.「お見えになられました」
→「お見えになりました」
5.「拝見させていただきます」
→「拝見いたします」
6.「おっしゃられる」
尊敬語に「られる」を重ねているため、敬語が過剰になっている。
→「おっしゃる通りです」
7.「お召し上がりになられる」
→「お召し上がりになりましたか」
8.「お越しになられる」
→「お越しになる」
9.「ご存じでいらっしゃいます」
→「ご存じですか」
10.「お待ちいただけますでしょうか」
→「お待ちいただけますか」
11.「お聞きになられる」
→「お聞きになりましたか」
12.「お聞かせいただきたいと思います」
→「お聞かせください」
上の例を見てお分かりの通り、間違いのほとんどは、尊敬語や謙譲語に丁寧語を重ねていることが原因となっています。
「今のフレーズ過剰になっていないかな」、と振り返る習慣をつけることで自然と二重敬語の使用は消えていきますよ!
また、心理学的に言うと、過剰な敬語は相手の脳に「認知的ノイズ」を発生させるんです。つまり、丁寧にしようとしているのに、逆に信頼感を下げてしまうので要注意!!
私のビジネスあるあるシーン
新人:「お聞きになられる内容は、大変重要でございます」
上司:「は?何言ってんの?」
※私は褒められたことがありません。
「即効」敬語改善テク!
尊敬語や謙譲語の後はシンプルでいい
丁寧にしようと構えない
最初は使ってしまって当然!あとで振り返る習慣を!
最後に、今日の「爆笑ビジネス用語」
「お聞きになられる内容は、ご覧になられますように」
→ 読んだ瞬間、右肩上がりの年収が吹っ飛ぶ魔法の言葉です