6回のソーシャルセクターデザイン講座を終えて
今年1月に起業して、初めて「私たちのやりたい」を形にした「第1回ソーシャルセクターデザイン講座」を終えました。
科学革新、市場経済の限界、働き方の変化、自然環境の変化、価値観の変化と表面は変わっていないようでも目に見えないところでゴーッという音を立てながら変わっていってる社会。
「そんな中私たちにできることは何か?」地域の子育て、教育、環境、まちづくりそれと自治体とに関わってきた広吉と ウェブデザインやアートの分野に関わってきた源川が一つになり生み出した講座。
変化を一線で感じている方たちにゲストスピーカーになってもらい、生の情報を伝えてもらいながら参加者がまた「そんな中自分にできることは何か?」を考える講座になりました。
蓋を空けてみたら、沢山の申し込み者で、一部お断りさせていただいた方もいました。その中全部参加された方が半分以上。通しで参加することで、自分なりの当事者意識を持った方もいました。
今回の講座がきっかけで社会を構成する一人としての当事者意識を強め、どうしたらいいのか様々な方と対話をし、自分なりの動きを作っていってくれたら光栄です。
迷った時凹んだ時に相談でき、情報が得られ、仲間も募れるプラットフォームをこれから立ち上げます。
そしてこの一人一人の点が線になり面になる日がそのうちくるのではと密かに思っています。
そんな流れでの最終回はソーシャルベンチャーのファミワンの石川さんのお話しでした。
石川さんは試行錯誤しながら、課題をヒアリングしながら聞き出し、その都度ニーズに合ったサービスを作り出し、どんどん進化させていきます。
石川さんのサービスを作っては更新させていくお話しを聞いて、サービスって最初から完成してなくて、むしろぶつかり、失敗しながら、できていくのだと気づきました。
モチベーションは「使命感」本人も妊活に苦しんだ経験が元になっています。
そう言い切る石川さんは5組に1組が妊活をする日本の現代社会でこぼれ落ちる気持ちをいかに救っていくかを丁寧に探っていっているのがよくわかりました。
まずは自分ごとになれる社会課題を見つけ動いてみる。そこから道は拓けていけるのだと話しを聞いていて思いました。
次回2回目のソーシャルセクターデザイン講座は10月開講の予定。お楽しみに!