国連機関UNIDOと南アフリカの環境啓発動画!!コロナ禍の完全リモート動画制作_Vol.1
みなさんこんにちは、ソーシャルコンパスの貝塚乃梨子です。
コロナ禍でリモートワークが進んだ昨今、どこにいても仕事ができる良い時代ですね。 私たちSocial Compassのメンバーはカンボジアと日本にいるので、 毎日みんなでZOOMを繋ぎ、その日の仕事を確認しながら活動を行っています。
コロナ禍でリモートワークが進んだ昨今、どこにいても仕事ができる良い時代ですね。
そんな中、国連機関のひとつである『国際連合工業開発機関(UNIDO)』のジュネーヴ事務所から突然のメールが。 なんと、UNIDOが活動をしている南アフリカの環境問題に関する動画制作の依頼が来たのです。
UNIDOとは、開発途上国や市場経済移行国において包摂的で持続可能な産業開発を促進して、持続的な経済の発展を支援する国際機関。
突然の話に驚きつつも、慣れない英語での企画書、契約書作りが始まり、 オンラインでスイスと南アフリカのメンバーと初の顔合わせ。
映像制作のコンセプトについて聞き取りが始まりました。 これまで、カンボジアやラオス、ミャンマーなど、アジアの人々との仕事が中心だった私たちにとって、 アフリカの方とオンラインで話すのは初めての経験。
いつもとは違う緊張感がありました。
依頼の動画は全部で4本。
今回は絵コンテ、キャラクターデザイン、背景が貝塚、 アニメーションはCGクリエイターのChamrong(チャムロン)がメインで担当することになりました。
最初に制作する2本は子ども向けのアニメーション。
南アフリカのARO(African Reclaimers Organisation)という団体の啓発映像です。
南アフリカではゴミ収集に携わるReclaimer(リクレイマー)と呼ばれる人々の活動が市民に理解されておらず、 差別的な認識があることが社会問題のひとつとなっています。また、大量消費社会による大量のゴミによって環境汚染が進み、 ゴミの分別や削減も喫緊の課題となっています。
今回制作する動画では、リクレイマーの方々の活動を理解してもらい、 ゴミの削減、分別について子どもたちに知ってもらうことを目的としました。
さっそく、オンラインでの動画制作が開始。
最初はストーリーの決定とストーリーボードの作成なのですが、 やはりアフリカの現状を知らない私たちにとって、オンラインでの制作は難題続き…
本来なら現地で実際に現場を見せてもらいたいところですが、コロナでそれができない。。 アフリカの街並みや自然の風景を実際に見ていないため、 イメージが無意識にアジア風になってしまい、何度も修正が入ることに。
そして、数ヶ月のやりとりを重ね、やっと完成した動画がこちらです!
子どもたちがゴミ問題に関する現状を理解し、ゴミの分別をできるような 動画になっています。
他の動画については、またご報告させていただきます!
いつも読んでくれてありがとうございます!! サポートして頂いた金額は、一般社団法人ソーシャルコンパスの活動に使わせて頂きます!もしくは、いっしょに何か面白いことをやりましょう!! 連絡待ってます!