支援型NFT TriARTs『Falling in nature beauty』
今話題の『NFT』で、途上国のアートを持続的に支援ができないだろうか?
そう考えてスタートしたのが、TriARTsプロジェクトだ。
ありがたいことに、2月からスタートしたこのプロジェクトは(5月4日現在)27作品¥370,000を売り上げた。
作品購入時のロイヤリティは、二次販売も含めて作者に還元される。
2月分、3月分のロイヤリティは、先日シェムリアップに直接訪れて、実際にアーティストに還元してきた。
そんなカンボジア人のアーティストを持続的に支援することを目的としたTriARTsプロジェクトの中でも、ひときわ独特の色合いで、何やら平安時代のような女性が描かれている作品『Falling in nature beauty』。
この作品は、ソーシャルコンパスのメンバーでもあり、カンボジア人女性アーティストJessyAnの作品だ。
アーティストと言っても、まだまだ駆け出し。
今はまだ、アーティストでもないかもしれない。
単に好きで、絵を描いているだけだ。
彼女は、決して、アートやデザインの学校に行き、学んだわけではない。
独学で学び、自分で購入したiPadで仕事の後に描き出したのが始まりだった。
JessyAnは、1986年カンボジア・カンダール州生まれ。
父親はマンゴー畑を営む、カンボジアではごくごく一般的な家庭。
決して、富裕層な生まれではない。
生命と自然をテーマにした作品の数々は、カンボジアの農村部で生まれ育ったからなのだろう。
この作品も、人と自然の関係を理解し、皆が自分の周りの自然を愛し、守る気持ちを持ってもらいたいと思い描かれている。(YouTubeでは日本語字幕あり)
そんなJessyAnがアーティストになれるかどうかは、彼女が持続的に作品を作り続けるかどうかにかかっているだろう。
急速な経済発展を遂げる東南アジアではアート市場が開花し、才能あるアーティストが多数誕生している。
そんなアーティストとして生計を立てられるアート市場の形成を目指して、彼ら彼女らの作品をNFTアートとして広めていきたい。
NFTの技術もまだ、彼らと同じように発展途上だ。
「NFTアートを買ってどうするの?」
そう思っている人も多いことだろう。
しかし我々TriARTsのNFTは、途上国のアーティストがアーティストになるために、支援につながることは間違いない。
クラウドファンディングで支援すると思って、NFTを手元に置いてもらえないだろうか?
もしかしたら、いつか思わぬ高値になる・・・かもしれない(笑)