JessyAnミュージアムをつくろう!!
JessyAnミュージアム(予定地)にみんなでウォールペインティングをしてきた。今はまだ妄想だけど、いつかそこに立派なミュージアムを建てる!!
息子の日奈太を連れて、Jessyの実家カンダール州へ行ってきた。
JessyAnの実家は、プノンペンからバイクやトゥクトゥクで1時間ほど行ったところにあるカンダール州の村。道中は、船に乗って川も渡る。
『JessyAnミュージアムの建設予定地』と言っても、まだ妄想の話。なんの目処もたっていなければ、先立つお金だってあるわけではない。単に、JessyAnの実家近くにある150坪程度の空き地があるということだけだ。
その土地に、僕らは美術館を作りたい。
JessyAnのアートを中心とした、アートな場を作りたい、というのが、最近の我々ソーシャルコンパスの次なる野望、そして夢なのだ。
さて、そんな夢のための第一歩。
とりあえず、そこにある壁に絵を描こう、ということになった。
息子の日奈太を始め、ソーシャルコンパスのメンバーDnanも休日返納で参加。
そして、JessyAnの家族や親戚の子どもたちも集まった。日奈太にとっても、たくさんのカンボジアの子どもたちと交流はとても良い機会。
しかしながら、午前中はあいにくの雨。
ふったり、やんだりを繰り返す。
仕方がないので、雨宿りをしながら、折り紙やお絵かき大会。
壁にお絵かきだけではなくて、植林もすることに。
苗木の移動販売トゥクトゥクから、好きな苗木を選んで購入。
まるで、ジャングルが移動してきたかと思うほど、色々な苗木が売っている。まさに圧巻!選ぶのが、単純に楽しい。
壁の前や土地内に、苗木を植える。
まさに植物やアートの融合こそが、JessyAnミュージアムのコンセプト。
JessyAnはデジタルアーティスト。基本的には、パソコン内で絵を描く。ということで、パソコンで描いた作品をプロジェクターで壁に投射して、色を塗ろうと試みる。
しかしというか、やっぱりというか、あまり上手くいかず今回は断念。今後も試行錯誤しながら、JessyAnなりの描き方を模索していくようだ。
とはいえ驚いたのが、JessyAnの弟やいとこ、そしてお母さんのみんなが、思っていた以上に絵が上手だったということ。
特に、お母さんはJessyAnも絵を描いている姿を初めて見たようでJessyAnも驚いていた。
デジタルでしか描けいないと思っていたJessyAnも、絵の才能の血はちゃんと流れていたということだ。
午後は雨も上がり、空も明るく晴れ渡る。
日奈太と一緒に描いたワッティーも無事に完成!壁には鮮やかな色彩で描かれた絵が広がり、周囲には新しく植えられた苗木が生い茂る。
JessyAnミュージアムの夢への第一歩。
まだ空っぽなミュージアム予定地だけど、白い壁と広い空間はまだまだある。
この文章を読んでくださっているあなたも、是非、カンボジアのJessyAnミュージアム予定地で、絵を描き、苗を植えに来てほしい!
いつになるかはわからないが、いっしょにミュージアムが作れたら最高だ!