リアリティ歌唱オーディションTV番組『カンボジアアイドル』に出演!!!
ソーシャルコンパスのメンバー・ChamRong(チャムロン)が、カンボジアのテレビ番組『Cambodian Idol』に出演した。
『Cambodian Idol』は、歌を歌って勝ち抜きをしていくリアリティ歌唱オーディション番組。
アメリカで放送されている『American Idol』のカンボジア版だ。
カンボジアの人気チャンネルHang Meas HDTVで、毎週放送されていて、すでにシーズンも4期目。カンボジアでも、日本と同じようにテレビ離れが進んでいると思っていたが、そんなことはなく、この番組はカンボジア国内でかなり人気で注目されているようだ。(とはいえ、Facebook動画やYouTube配信も進んでいるので、ネット視聴者も多いようだが)
CamRongは、バッタンバンにあるアートスクールPhare Ponleu Selpak卒業のクリエーター。
元々はシェムリアップで生まれて、幼少のことは僧侶。あまり恵まれた生まれではない。
『Cambodian Idol』でも得意の歌を熱唱しているように、音楽的な才能は豊か。彼が歌うYouTubeチャンネルの3万人の登録者を抱えていた。(現在は、チャンネルをバイアウト済み)
だから、この番組に出る前からも、ちょっとした有名人。
いっしょに地方の街に出張した際も、「ネットで君のことを見た!!」と声を掛けられたこともある。
ChamRongは、ソーシャルコンパスのオフィスでも、ランチタイムになるとギターを片手に歌い出す。それに合わせ、JessyAnも太鼓を叩き出し、音楽セッションが始まることもある。
ChamRongを中心に、ランチタイムは音楽で大盛り上がり。
私は楽器が弾けないので、「なんか、リア充な会社だなぁ〜」と、片隅からひとり眺めている。
そして、アニメーションの才能も豊かだ。
現在は、UNIDO(国際連合工業開発機関)の南アフリカの環境啓発のアニメーションを制作を担当している。
絵コンテはリコさんこと貝塚乃梨子で、ChamRongがアニメーターだ。(今、まさに佳境!)
ChamRongがソーシャルコンパスに加入する前は、アニメーション作業の中心は私が担っていた。
しかし、今ではソーシャルコンパスの制作の中心は、すっかりとChamRongへ移行している。クオリティの高い作画を制作し、作業のスピードも早い。
ChamRongは、めちゃくちゃ頼りになるソーシャルコンパスのメンバーなのだ。
『Cambodian Idol』を視聴して、驚いたことがある。
それは、ChamRongがハキハキと元気よく喋っていることだ。
私のイメージの中では、ChamRongは寡黙なメンバーだった。女性中心のソーシャルコンパスのメンバーの中で、唯一の男性カンボジア人。そして、日本語をしゃべれないと言うことがあったかもしれない。
そんなChamRongが「ハキハキとテレビカメラの前で喋っている!」
そんなことが、個人的にはなんだか嬉しくなってしまった。
『Cambodian Idol』は勝ち抜きの歌番組。
勝ち残ると、歌手デビューできるらしい。
ChamRongが有名歌手になったら、ソーシャルコンパスの仕事はどうなってしまうのだろうか?
個人的には、勝ち残って欲しいような、欲しくないような・・・(笑)
とはいえ、ソーシャルコンパスのメンバーが、好きなことで才能を輝かしてくれることは、嬉しくて仕方がない。