創業時に受けた先輩からのアドバイス
先日、個人事業主から会社を設立するか、そのまま個人事業主で続けるかという話をしている仲間と話をしていた。自分が創業時にもらったアドバイスをお伝えすると、喜んでもらえた。世の中には多くの情報があるけれど、自分が実際に受けて、実行してきた内容を中心に、創業時に助かった先輩からのアドバイスを書き記しました。私は2019年7月創業です。時間が経つと情報は古くなると思いますので、その点はご注意ください。
コロナで大変な昨今ですが、チャレンジしたい人はチャレンジしていける世の中だと思いますので、ご参考になればと思います。
銀行口座はメガバンクで持っておけ。
自分はみずほ銀行で法人口座を開設しました。
①信頼感:会社の取引先銀行で、ネット系の銀行だと、自分や同世代の人間はどうも思わないけれども、銀行を気にする人はいる。
②手数料:取引先の銀行口座が同じ金融機関を使っている方が手数料が少なく済んで良い。法人の振り込み手数料で、440円(同行宛3万円以上)や770円(他行宛3万円以上)とかかったりする。小さいことだけど、月に330円(770円-440円の差)✖️10社✖️12ヶ月で年間39,600円手数料が違う。小さなお金も大切にするという意味でも取引先の銀行口座が同じ確率が高まるのは大切。(振込手数料の点で主要取引先との同じ銀行にする、手数料無料の銀行を選ぶのもありだとは思います)
③銀行選択: みずほ銀行:自分だけではなく、創業早々でも口座開設できたと話をよく聞きます。他行のメガさんだとやはり銀行口座開設は簡単ではないと聞きます。口座開設で落ちてしまう理由として、与信の話もあるのですが、支店選びが大切だとも聞きます。知り合いの支店長さんがいるのと話も別だと思いますが、基本的には自分のオフィスから最寄りの場所が銀行が受け入れてくれる理由とのことです。かっこいいから渋谷が良いとかは落ちる原因になりやすいようです。
お金は借りられる間に借りておけ、返済記録を作っておけ
私は、日本政策金融公庫の新創業融資制度を利用し、運転資金として融資を受けました。物づくりをする会社ではないので、自分の場合は運転資金の文脈で自動車一台買えるぐらいの金額を借り入れました。
この創業融資制度は、創業する前後1ヶ月程度での申し込みがベストだと思います。2ヶ月以降になってくると、詳細な事業計画書の記載が必要になります。しかし創業する前や創業後の1ヶ月以内程度だと、A3エクセル1枚で済みます。
本気の借り入れが必要になるときに、きちんと返金したことがあるというのが、返金履歴がないよりも信頼度が高まるとのことです。雨が降っても傘を借りれないと言いますが、その文句を言うのではなく、雨が降ることもあると認識しておき、予め晴れている間に傘を借りておくのがベターと言うことです。
自分は自力でやったのですが、お世話になっている税理士さんが申請サポートをしていたりもしますので、必要でしたらご紹介します。
補助金も受けられるものは受けておけ
自分の場合はホームページ作成支援の補助金を申請して通りました。申請もそんなに難しいものではなく、提出書類は以下のものでした。ほとんどA4一枚に手書きで創業関連情報を書くものでした。ご自身の住んでいる自治体ごとにこういった支援制度は異なると思いますので、確認してみてください。この補助金は受けられたのですが、申請は2019年8月、申請通過連絡が2019年11月、入金が2020年5月でした。入金サイクルなどにはお気をつけください。
補助金申請のサポートをしてくださる専門家の方もいらっしゃいます。必要に応じてご紹介します!
①同意書
②提出書類確認シート
③補助金交付申請書
④収支計画書
⑤見積書
ホームページを持っておけ
はじめは知り合いとの仕事しかないから、ホームページは意味がじゃないんかと思っていました。が、やはりこちらも検索した時に、会社の情報が出てこないと、この会社何しているのってなるので、それは作成しておいた方が良いだろうということで。
前述記載の補助金もあったり、ペライチやワードプレスなど、サクッと作れるものもありますので。しっかりサイト作りをしたい方は、ご相談いただければ、協力会社と一緒にサービス提供させて頂きます。
固定電話を持っておけ
前職のソフトバンクでは、携帯電話会社ということもあり、固定電話がありませんでした。代表番号などはあるのですが、名刺に掲載するようなものはなかったという意味です。そこで、コストもかかるし、固定電話とか古いでしょ。と思っていました。しかし、固定電話しかない会社と、携帯電話しかない会社。固定電話なんて古いから要らない、と考えるのは簡単ですが、固定電話がある会社の方が安心という考えもわかります。私は03の電話番号を持っているのですが、月に3,000円程度ですので、必要コストとして持つようにしています。運用としては自分の携帯電話に転送を飛ばす形で使っています。
ご相談はお気軽にどうぞ!
多くの方に助けられながら生きている私ですが、受けた恩を世の中にPay Forwardしていくべく、私が何か相談に乗れることがあれば、ご連絡いただきやすい方法でご連絡くださいませ!
もしこんなことを加筆しておくと良いのではないか、というアドバイスがあればぜひコメントください!追記します!