「やる気が出ない」〜体癖お悩み相談室 vol.2〜
※この記事の最後に、クリスマスプレゼントを用意しました!
12/21まで掲載
仕事、結婚、恋愛、人間関係、自分自身のこと…
様々な出来事が世の中にはあって、この記事を読んでいるあなたも今まで様々なお悩みを抱えてきたことでしょう。
そして今も生きているということは、100%ではなかったとしてもそれらの問題を乗り越えてきているということでもありますよね。
たとえその自覚がなかったとしても。
その一方で、かなりたくさんの人が「人生の問題は、周りの環境や生まれや育ちによって出てくる」と信じているように見えます。
心理学講師・心理カウンセラーとして10年以上活動してきた私ソシャフィアは、そういった人を数多く見てきました。
うまくいかないのを世の中のせいにしたり、親のせいにしたり、人のせいにしたり…
確かにそういったことで起こる問題もありますよね。
原因は、全部自分自身のせいだとは限らない。
が、誰かのせいにしたところで自分の問題は解決されないのも、ほとんどの場合、事実なのです。
誰かのせいにできれば、問題から逃げることができて問題を見ないふりもできるのですが…
直面化を避けるための一時的な自己防衛以外の意味は、ないのです。
そして、すべてを自分だけのせいにもすべきではない、とも思うのです。
自分がいないところでも世界は周り、人も回っていますからね。
それらをすべて自分でコントロールしているわけでもないですもんね。
つまり、何かのお悩みがあるときは、○○のせい=”責任”という観念は、いっそのこと隅に置いていくべきなのです。
意味がないし、ほとんど役に立ちません。
あえて””○○のせい”にするならば、それは…
体癖のせい。
自分の体癖がその問題を引き込んでいて、自分の体癖によってその問題について悩む。
体癖は自分のモノの見方を決め、聞こえ方を決め、感じ方を決めます。
三種に見えないものが四種には見えて、四種では聞こえないものが三種には聞こえるのです。
他の体癖の人が感じない悩みも、自分の体癖では感じているのかもしれません。
うまくいかないのは、すべて体癖のせい。
そうやって自分を納得させることもできます。
しかしながらそれでは何の解決にもつながりません。
「あ〜自分は六種だから能動的に行動できないのか〜」というのと「あ〜自分は毒親持ちだから能動的に行動できないのか〜」というのは、遺伝子と育成歴をすり替えただけの原因追求型の思考停止という点では全く同じなのです。
まぁ、多くの人が体癖という学びに求めるのはそれなのかもしれませんが…
ですがそこから一歩踏み出して、「六種の自分がもっとうまくいく方法があるとしたら、どんな強みがあるだろう?」ということに目を向けれてみれば、どの体癖であったとしても必ず突破口はあるはず。
うまくいかないのも体癖のせいなら、うまくいくのも体癖のせいにすることだってできるはず。
そして、世界や親や周りの人や過去は変えることはできなくても、自分なら変えることはできる。
いや、変わらなかったとしても、そのままの自分で前に進むことなら、できる。
体癖はおそらくは生まれながらに元々備わっているもので、どの体癖でも陰もあれば陽もあるものだから。
その体癖ゆえの不運も、その体癖ゆえの幸運も、自分次第。
そう捉えることができたなら、あとは「じゃあ、どうすればいいか?」。
自らの弱みを自覚して、自らの強みを意識して、自分の体癖なりに行動していくだけですよね。
ところがどっこい、人はおそらくすべての人が複合体癖。
一つの種の強みを他の種が薄くして、それぞれの強みを相殺しまうことも。
一種に三種が混じっていれば、論理性も可愛げも相殺されることだってあるわけです。
矛盾し、葛藤するわけですね。
自分の中にもう一人、あるいは二人の自分がいて、喧嘩し合って、それゆえにうまくいかなくなり、悩み苦しむことも少なくはありません。
そして多くの悩みが、複合体癖であることに原因があるのです。
まさに、体癖のせいなのです。
そんなわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、”体癖お悩み相談シリーズ”の第2弾!
五種九種八種の方からいただいた『やる気が出ない』という相談についてお送りします!
このシリーズでは、私ソシャフィアが実際にお体から体癖を診断させていただいた方との体癖コーチングセッションで、私がどのような働きかけをして問題解決の方向に導いていったか?について書いております。
汎用性の高い心理学も入れ込んでおりますので、あなたがご相談者と同じ体癖でなかったとしても、同じお悩みを持つのであれば役立つ記事になるのではないかと手前味噌ながら自負しております。
また、体癖を最近知った!という方が「おぉ、この種はそういうところがあるのか〜」という学びにもなり、長年知っている!という方が「なるほど〜その種にはそんなアイデアがいいのか〜」という発見があるように書いて行きます。
プライバシーに配慮して、一部ご相談者の設定を変更しておりますので、その点ご了承いただければと思います。
五種九種八種の「やる気が出ない」
五種だからこそ、やる気が出ない
「やる気が出ない」とか「面倒くさい」というと、六種が思い起こされますよね。
確かに、六種の高潮期は呼吸が入りづらい体構造からくるエネルギー不足によって、自分が動こうとしても動けない、という特徴が出やすいです。
が、”五種だからこそ起こってくる面倒くささ”というのもあるのです。
というより、体癖各種によって面倒くさいと感じるポイントがあるように見えます。
五種の場合、原因は3つあり、一つは体構造。
これに関しては後述します。
2つ目の原因としては、メリットがないことには面倒くささを感じる、ということ。
そして最も重要な3つ目は…
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