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見た目”だけで”人を判断する場合の体癖

※この記事は『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキスト』という月額制のマガジンに収録しています。
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「咄嗟に現れる動作のうらにこそ、その人の体質的なその人の本来的な心が反映しているのではないだろうか」

「外見の恰好から判断することは間違いのもとともいえる」

「体を理解するためには恰好より中身の動きを見るべきだ」


以上は、それぞれの人に体癖があることを発見された野口晴哉先生の『体癖』からの原文ママの引用です。

そう、体癖は外見で判断するものではない。
外見だけで判断しようとすると、ただの決めつけになりますし、正しく見ることはできません。

私がnoteでやっている『世界一心理学チックな体癖自己診断で自分自身を読み解く』で診断を希望される方の中にも、ご自身の全身の写真をお送りされる方もいらっしゃいます。

それだけ熱心に「自分が何種なのかを知りたい!」ということでもあるのですが、外見を見る以上に、”中身の動き”を自分に正直になって自分自身で振り返ったり、普段からよく接する人に「こういうところあるよね」と指摘してもらったりした方が、よっぽど何種か分かるというものです。

体癖”論”を発信する人の中にも、体癖を勘違いをされている方がよく見受けられます。
(小声 中には、「え、あの芸能人が○種?あり得ないでしょ…」と思させるようなことを言っている人も…)
『体癖』を読み込んでなかったり、「体癖”論”は金になる!」と儲けるためなら泥まんじゅうを高級まんじゅうとして売ってしまうような情弱を相手にする自覚なき五種の言っていることを検証なしにそのまま鵜呑みにしてしまっていたりするのでしょう。

そういったのも「体癖は外見で判断するもの」という、晴哉先生の「外見の恰好から判断することは間違いのもとともいえる」の明確なお言葉と相反する体癖”論”が蔓延していることに起因しています。
体癖を分かりやすくするために、シンプルにしているつもりかもしれませんが…
回転すしチェーンが、アカマンボウをマグロの中トロと称して売っているのと同じですね(笑)。

八種九種のタイヘキスト・ソシャフィアとしては、この間違いは絶対に訂正しておきたい。
アカマンボウはアカマンボウ、マグロの中トロはマグロの中トロなのです。
美味しさと栄養素に、全くの違いがあるのです。

その一方で、晴哉先生は『体癖』によれば、先生が会ったことのない人について、患者さんやお弟子さんとお話をしていると、「その人、こんな外見じゃない?」と、その会ったことがない人の言動から、外見を当てていたそうです。

私も心理カウンセリングの際にそんな晴哉先生を真似て、よくやっています。
「え!なんで分かるんですか!?会ったことがあるんですか!?」と気味悪がられるレベルで(笑)当たるときもありますが、「う~ん、どうでしょう」と外すときもあります。

もちろん私の体癖に関しての練度がまだ十分でないということでもあると思うのですが、外すのはたいてい「太いか、細いか」ということです。
そう、晴哉時代はみんな痩せていたけれど、現代は貧乏人でも太る時代。
晴哉時代よりも明らかに、外見からは判断しづらくなっています。

あくまでも私の見立てですが、外見から体癖を判断できるのは、すごく人を観察している人で、20%~30%くらいかと思います。
その確率が高いか低いかは分かりませんが、一応の判断材料の一つにはなる、とは言えるのではないでしょうか?

そんなことを前提に、今回の『週刊・体癖を生きるためのタイヘキストマガジン』は、外見”だけで”体癖を洞察するための、各体癖の体の形について記述していきます。

しつこいようですが、体癖は外見”だけ”で判断するものではありません
あくまでも一つの見方、一つの基準として捉えてください。

顔と胴体と下半身で分ける

人の体のパーツはいくつかありますが、とりあえずは顔と胴体と下半身で分けて、外見を見てみるとよいでしょう。

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