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嘘つく体癖

※こちらの記事は『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキストマガジン』という月額制マガジンに収録されています。
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人は誰でも嘘をつきます。

意図的に嘘をつく場合もありますし、自分を守るための嘘や、相手を慮っての嘘、利益や自分をよく見せるためにも嘘をついたりしますね。

嘘をついたつもりはないのに、結果的に嘘になってしまう場合もあります。
そんなつもりはなくても相手からすれば「言ったことと違うじゃん!」となってしまうので、やはりそれも嘘ということなのでしょう。

が、嘘が悪いことなのかというと、「絶対に悪い!」とは言い切れないのではないかと思うのです。
大袈裟に言えば、”生きるため”。
嘘をつかないで死ぬということと、嘘をついてでも生きるということとを天秤にかけた場合に、後者の方が尊いのではないかと、個人的には思います。

”嘘つき”の反対語は、”正直者”と辞書にはあるのですが、正直だからこそ嘘をつく部分もあるのではないでしょうか。
自分に正直だからこそ。

「誰でも嘘をつく」ということは、「どの体癖でも嘘をつく」ということでもありますね。
ということは、私たちがつく嘘の中にも、体癖が宿っているのです。

自分がついついついてしまう嘘は、ひょっとすると体癖に基づいているのかもしれません。
その後で出てくる罪悪感や、罪悪感のなさも、体癖と大きく関係しているでしょう。

嘘をつくという行為そのものは誰かにとって悪であり罪であったとしても、嘘をつく本人のその奥には「人生をより良くしたい」という意図があるものです。
人がするあらゆる行動にはポジティブな意図があり、生命を輝かせるためにあります。
結果として、さらに状況が悪くなることがあったとしても。

相手が嘘をついたとき、行為そのものよりも、その奥にある意図にフォーカスし、それを許すことができたとしたら、もっと人を認めることができて、もっと人を愛することもできるようになるのではないかと思うのです。

そしてその意図は、体癖を明らかにすることによって、理解できるようになるでしょう。

そんなわけで今回の『タイヘキストマガジン』は、”体癖と嘘”をテーマにお届けしていきます。
しかも、エピソードつき。
恋愛のお話もチラホラ出てきます(笑)。

人と人とがもっと理解し合える世界になりますように、という淡い願いを込めて。

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