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六種は平和主義?

こないだ体癖院でお体からの体癖診断をお受けくださった男性の方が六種で、とても感じの良い方でした。
のほほんとして、トゲを感じさせないような、とても穏やかな方。

お話を聞いていると「ボク、平和主義で人と争うのが大嫌いなんですよ」とのこと。
無意識に心の中で争ってしまいがちな好戦的な野生人の八種九種の私としては、羨ましいというか、反省したくなるというか、なんというか。
そんな私の体癖の話にもよく耳を傾けてくださって「あぁ!体癖ってそういうことなんですか!ただのタイプ分けや性格分析じゃなかったんですね!めちゃめちゃ人生のいろんなところで活かせそうじゃないですか!超面白い!!」なんて感心してくださっていたのですよ。

もちろん、初めてお会いして、その方の体癖は知っていますがすべてを知っているわけではないので確かなことは言えないのですが…

おそらく、”集めている六種”。
人生いろいろあって、そうなったようなのですがね。

その一方で…
割と残念な六種の話も時々聞きます。

他のある男性(体癖診断済み)は六種で、とてもイケメン!
長髪で髪が腰くらいまであり、体型も若い六種らしく「ちゃんと栄養摂っているのか?」と思わせるほどスラッとしていて、ヴィジュアル系のバンドマンのような、なんかもう昔の少女漫画なら背景がバラで埋め尽くされるような(笑)、すごいイケメンの方でね。

バーの店員さんをやりつつライバー(動画サイトなどでライブ配信を行うことでお金を稼ぐ人)もやっているそうで、人気もかなりあるらしい。
私も「この見た目なら天職だよな〜」なんて呑気に思っていたのですが…

人伝で聞いた話には…
自○未遂をしたらしい。

といっても、カッターナイフで首をうす〜く切ったり、マンションの2階から飛び降りたりしたくらいで、幸いにも軽傷で済んだようなのですが…

重要なのは、それをわざわざ”人の前で”やった、というところ。
これがすごく六種っぽい。

詳細は省きますが、構ってほしい人が見ているところでやったようなのですね。
「死んでやる!」とか言いながら、本当にやっちゃった、軽いケガだったけど。
それでも一緒にいた人はビックリですよね。

まさに六種のヒステリックな行動。
そういった六種的行動は、”集まっていない”六種がやるのです。
なんとしても注意(=注目、エネルギー)を集めるために。

そう、その六種の男性はイケメンでライバーをやっておひねりをもらっても、その方としては全然集まっていなかったわけです。
イケメンなのに!(笑)

いや、実際は注意を集めてもスルーしてしまった。
集まっているものには目もくれず、集まっていないことに意識を向け続けてしまった。

現実には投げ銭だってもらえるし、友人や恋人もいる。
バーの面倒見の良い店長もいるし、仕事の仲間もいる。

けれど、心のどこかでは十分に満たされていなかったのでしょう。
誰かが愛情を注いでくれても、その方の心は穴の空いた壺のように愛情をダダ漏れさせていたのかもしれない。
その方の歩んできた(歩まされてきた?)歴史によって。
で、その壺を少しでも満たすために、人前で自○未遂に及んだ、と。

六種は偶数体癖。
野口晴哉先生がおっしゃるには、偶数体癖は”集注要求体癖”。
集注(=エネルギーを集める)ことを体が要求する体癖なのです。
「周囲の注意を集めることを目的として行動する体癖」と言ってもいいかもしれませんね。

ですので六種だけでなく、二種、四種、八種、十種も、注意が集まっていないと、注意を集めようと、変な行動に出る。
二種ならキョロ充っぽくウザ絡みしてくるし、四種なら”試し行為”をやるし、八種なら頑張りすぎて勝手に燃え尽きるし、十種ならやたらと面倒を見ようとする。

偶数体癖だけでなく、奇数体癖=鬱散要求体癖の人だって笑っていられない。
なぜなら体癖は一種〜十種まで全部複合されているのが大前提で、三種五種七種でもうっすらと集注要求体癖的な要素は含まれているからなのですね。

集まっていなければ、誰だってやらかす。
これは六種に限った話ではないのですが、六種は比較的分かりやすく、やらかす。
やらかしがイチイチ大袈裟なのです。
自○未遂したり、病気になったり、民衆を煽動したり。

よく「六種って平和主義なんですよね?」と訊かれたりもするのですが、それは”集まっている六種”の話。
集まっていない六種は、それはそれは激しいですよ〜
まだ行動に移すまでフラストレーションが溜まり切っていなくても、心の中はカオス、らしい。
そして自分で「やろう」と思っていなくても、無意識にヒステリックな行動をしてしまう、というわけなのですね。

集めることは、とても大事。
というより、実は見てくれている人がいて、それなりに気にかけてくれている人の存在を意識することが大事ですよね。
自分が欲しい形の愛じゃなかったとしても。
自分だって、人に与えているつもりでも相手が欲しいものをあげているか分からないわけだし。

もし集めるなら、自分から相手に集めさせることが大切ですよね。
100人にあげればだいたい3人くらいからはちゃんと返ってくるし、もし返ってこなくても巡り巡って自分の元に還ってきます、思わぬ形で。

誰にどうやって集めさせればいいのか?
体癖という学びに、たくさんたくさんヒントが隠れてますよ〜!

「あれ?自分六種かな?」と思われたなら、お体からの体癖診断がおすすめです♪(´ε` )
体癖診断付きセミナーも東京、福岡、大阪で開催しますよ〜

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!

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