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大阪・”平日”体癖リアルセミナー開催の予告と転職・フリーランスで迷っている人のための体癖

11月4日(月・祝)に大阪で体癖のリアルセミナーを開催するのですが…

その翌日の11月5日(火)にも同内容のセミナーを行います!

「平日に開催する予定はないのか?」というご質問を受けまして、急遽企画いたしました。
確かに、今まで大阪では何度かセミナーを開催してきたのですが、土日祝ばかりで平日に開催したことはなかったのですね。
休日にモリモリ仕事や家庭のことをしている大阪の皆様、気づかず大変申し訳ございませんでしたm(_ _)m

10月の東京と福岡はすでにソールドアウトとなっており、残すは大阪のみなのですが、急遽開催、しかも2daysということで、ご参加される方もだいぶ少ないけれど、その分かなり濃密な体癖セミナーになるのではないかと思います。

募集開始は、10月3日(木)の20時より!
詳細は、10月2日(水)にアップしたします。

以上、平日セミナーの予告でした。


というわけで、せっかくのnoteを更新するのでちょっとした体癖エッセイを。

最近、「会社を辞めてフリーランスとしてやっていきたいという希望を持っているが、他の会社に転職した方がいいか?」というご相談をくださる方が増えてきました。
「私の体癖だと、今の会社に居続けた方がいいのか?転職した方がいいのか?それともフリーランスになった方がいいのか?」という感じに。

その方の経済的な状況やご家庭の環境など、一概に「何種だから居続けた方がいい!辞めた方がいい!」みたいなことは言えないわけですが、やはり体癖によってどうすればいいかはかなり影響するのではないかと思うのですね。

どの体癖がどうだ、という話をする前に、リスクの話をしていく必要がありますね。
会社に居続けるのも、転職するのも、フリーランスになるのも、どれもリスクがある。

そして、リスクも経済的なものだけとは限らない。
その人がその人として人生を全うできないリスクというものもありますよね。
自分の体癖に合わない働き方や生き方をしなければならないリスクが。

まず、会社に所属し続けることのリスク。
すでに「辞めたい」と思っているなら、だいぶ”自分らしく生きられないリスク度”は高くなりますよね。
だって、「辞めたい」と思っているということは、イコールで”自分の感受性を満たしていない”ということなのだから。
それが今の会社に居続けて、これから埋まるようになるのか?

三種なのに好きなことをやっていない。
四種なのに周りがギスギスしている。
五種なのにスキルアップしない。
八種なのに上から押さえつけられて反対意見も言えない。
みたいな感じ。
九種なのに周りに合わせて和気あいあいとやらなければいけない、とか。
体癖由来の感受性を埋めている部分が少ないから、「辞めたい」と思うわけですね。

お給料や社会保障のために、自分の感受性を削ってまでも居続ける必要があるか?
でも、お金がないと生きていけないし、将来が不安…
ということの間で、葛藤している人が多いのですね、私の体癖院にご相談くださる方には。

ただ…会社がいつまでも安泰だとは限らない。
安定のために就職したけれど、その安定が崩れることだってある、公務員以外は。
まぁ公務員でも国が潰れれば安定はなくなりますが、国が潰れればほとんどの人が感受性とか自分らしさとか言っている場合じゃないっていう(笑)←笑えないw
ともかく、居続けるにもお金と生き方の両面でリスクがあるわけですね。

次に、転職のリスク。

日本人であれば、ほとんどの人が転職にリスクを感じると言われていますね。
実際「前の会社にはかなり不満があったけど、転職先の方が最悪」なんて人もいます。

「思っていた業務内容と違っていた」とか「人間関係が…」とか「会社の雰囲気に馴染めない」とか「自分のスキルが新しい会社では全く通用しない」とか。
もちろん「給料が上がらない」もあるようですね。

ここでも要は、転職によって感受性を埋めることができなかった、ということ。
自分の体癖に合わない転職をしてしまった、ということですね。

どの会社も、自分をよく見せようとします、五種のようにw
良い人材(どんな人が良い人材なのかは会社によって異なりますが)に入ってほしいし、応募者が多ければ会社の方でベターな人材を選ぶこともできる。

そこで、転職する側としては「言っていることとやっていることがチゲェじゃねぇか!」ってこともままあるわけで。
実際にそこで働いてみないと分からないことばかりですよね。
当然、自分の感受性が満たされるかどうかも分からない。

二種なのに「アイデアを出して!」とか言われたり、六種なのに身を粉にして働くように迫られたり(六種は愛社精神があれば命をかけて働きますが)、七種なのに信賞必罰が明確でなかったり。

転職は、ある意味”賭け”なのですね。
幸いなことに最近では転職に特化したエージェントもいますから、そういったところにお願いした方が勝つ確率が上がるかもしれない。

そして、フリーランスのリスク。

会社員からフリーランスになった方からよく聞くのが、「会社員ってすごく守られていることが分かった」ということ。
確定申告やら社会保障やら、全部自分でやるかプロにお金を払ってやってもらわなければならない。
逆を言えば、世の中の仕組みが痛いほどよく見えるようにはなるのですがね。
「誰でも一種や二種のように几帳面にできると思うなよ!」と国に言いたくなることも。

そして重要なことが、やりたいことをやるために、やりたくないことをその倍くらいはやる必要がある、ということ。

例えば「整体をやりたい」と思っていても、お客様がいなければできません。
なので集客をしなければならないわけですが、これが得意な体癖もいれば苦手な体癖もいるわけです。
マーケティングやらブランディングやら、「誰もが五種のようにビジネスクソ野郎だと思うなよ!」と言いたくなることも。
「誰もが六種のように自分を特別に見せられると思うなよ!」もある。

整体のようにB to Cならいざ知らず、B to Bの場合は、取引先の企業様との人間関係を維持するのも仕事のうち。
「前の職場での人と関わるのが嫌だったのに、フリーになってからさらに人間関係が増えた」と言う人も少なからずいるのですね〜
「誰もが十種や四種のように人間関係をマイルドにできると思うなよ!」と言いたくなることも。

フリーランスこそ、自分と同じような仲間やコミュニティが必要なのです。
チャンスはそういうところから巡ってくるのですね。
フリーランスになったからと言って人間関係から自由になったと思ったら、大間違い。
会社員よりも濃密な人間関係を要求されることも。

このnoteを書いているソシャフィア自身がフリーランスなわけですが、「自分の体癖とは合わないことをしているな」と思うことも少なからずあります。

まず、整体業や講師業って技術職ってよりはお客様商売だし、八種九種の自分にはつらい時もある。
でも20年以上やってますから、そこは経験でカバー。

それはいいとして、集客、ですよ。
めちゃくちゃ苦手です。
っていうか、もはや苦痛です。

今回の更新で大阪平日セミナーの予告をしましたが、実はこういうのって二種じゃないのに胃が痛くなるくらいイヤで。
”募集”という言葉を頭の中で唱えると、本当に八種由来のジンマシンが出ることもあるくらい嫌いなのです。
反応がないのが、怖くて怖くて。
今まで何百回も募集してきましたが、いまだに慣れない。

「体癖っていう最強のコンテンツを持っているのに、なんで自分はこれくらいしかできないんだろう?」と思うことなんて、この3年間で4億回くらいはありましたよ…
五種なら難なくこなすのでしょうけど。
やっぱ五種って最強だな。
最強のビジネスクソ野郎だなw

人間関係だって、ものすごく苦手。
うまくできなくて心理学の講師の仕事を干されましたもんね。
仲間だと思っていたイラストレーターにいきなりブロックされたこともあったし。

とまぁ、苦手なことばかり挙げてきましたが、八種の大嫌いな上からあぁだこうだを言ってくる人もいないし、自分の中の九種の感受性を満たす体癖の研究やら音楽への没頭もできているし、良いことも少なからずあるのですけれどね。
院がヒマなら昼寝もできるし。

以上、会社に居続ける・転職・フリーランスのリスクについて書いてきました。
ここからはそのリスクがあることを前提とした体癖各種の話。


まず、一種はどれでもいけますね。
会社に居続けてもいいし、転職してもいいし、フリーランスになってもいい。
どちらかというと、フリーよりは会社にいた方が生き生きできるかな。

ただし今の職場にしろ転職するにしろ、会社に所属する場合は、しっかりした会社の方がいい。
同僚も真面目でちゃんと働く人でないと、イライラが募ってくるかも。

フリーランスになる場合は、自分でも気づかぬうちにお客様やお取引先様に上から目線で言ったりして顰蹙を買うこともあるのでご注意を。
それと、計画性はあるけれどその計画が甘かったりしてうまくいかなくなることも。

思ったように仕事が回らないと、他のちゃんとした会社に所属している人と自分とを比較して「あぁ、自分はなんてダメなんだ」と思うこともあるかもしれません。
複合している体癖にもよるけど。
一種九種四種の知り合いでそういう人が居ました。


二種は、会社に所属していた方が感受性が満たされ、力を発揮できることが多いように思います。
フリーランスになるって、全部自分で責任を負うということだから。
二種は人の責任であれば無双できるのですが、自分が全責任を負って人前に出るというのがだいぶ不得意ですね。

転職する場合には、とりあえずできるだけ早く探すこと。
二種って、自分がストレスを感じていることに気づかないんですよ。
気づいた時には心身の病を患っていることも少なくない。
それでも今の会社にしがみつこうとする人が多い。

ですので、「あ、ここヤベェところだな」と少しでも感じたら、そこに転職するかしないかは別として、「ここでダメでも次がある」という希望を持った状態で働いてほしいのです。
マジでギリギリまでかギリギリを超えて耐えるから。

フリーになる場合は、メンターが欲しいところですね。
二種の強さって「人に言われたことをきちんとこなそうとするところ」だったりもするので、次に何をしたらいいかを教えてくれる人の存在は非常に心強いのではないかと思います。
ただし、そのメンターがポンコツだったりするリスクもあるので、人選びはいつも以上に慎重に。


三種は、どちらかというと職を転々とするか、フリーランスの方が三種らしいですね。

やはり飽きっぽいので、「ここに骨を埋める!」っていうのが難しい。
一つの会社の中でも部署が変わるならまだしも、一生同じ仕事を続けるというのは、三種としてはかなりの忍耐を強いられる=感受性を削ることになるのではないかと思うのです。

好きなことをやるとか、好きな仲間と仕事をするとか、そういった”好き”を大切にしていると、生き生きできるでしょう。
そしてその”好き”は、変わってもいいのです。

フリーランスの場合は、持ち前の可愛げがモノを言います。
可愛がられる人は最強なのです。
が、複合で一種とか八種とか九種とか入っている場合は、その最強の可愛げが生意気に見えたりわがままに見えたりするので十分ご注意を。
一種とか八種とか九種って、全然可愛くねぇから(笑)
低潮している時は特にね。


四種も、会社に居続けてもいいし、転職してもいいし、フリーランスになってもいい体癖ではないかな、と思います。

ただし、人間関係。
これがうまくいっていないと、どれをやってもうまくいかなくなる。
逆を言えば、人間関係がうまくいっているなら、どこにいてもいい。

四種は人間関係の構築と維持は得意なのですが、その分自分を削っている人が多い印象です。
というか、自分を削らないと人間関係がうまくいかないと思っている人が多い。

そもそも「自分を削っている」ということがどういうことか、分かっていない四種の人も多いわけです。
ザックリ言えば、相手に対して不快を感じながら接している時はだいたい自分を削っている時なのですが、四種は自分が不快を感じているかどうかも分からなくて、後になって感情がバーッと出て「私はあの人が嫌いなんだ」と気づいたりもするのですね。

であるなら、自分を削らなくていい相手と共に仕事をすることが大切、ということ。
自然と笑みが溢れて、「自分は良く思われている」と実感できる相手が3人以上いれば、今の職場でも、転職しても、フリーランスになっても、だいたい大丈夫。
自分を削らなくては人間関係が保てない相手が少しいても、修復されるでしょう。


五種は、転職やフリーになることを真剣に考え始めた時は、怖れずにそうした方がいいでしょう。

九種や八種などが複合されていれば別ですが、五種の素晴らしいところは”執念”が少ないこと。
まぁマイナスに機能する時もありますが、こと仕事という人生のシーンにおいては、プラスに働くことの方が多いのではないかと20年以上仕事をしていて思うのです。

今の会社に固執せず、スキルアップを図り、自分の人生を輝かせるためにそうする必要があれば躊躇なく、勝てる目算を立てて実行する。
目標を達成し続け、次の目標を掲げて行動する。
それが五種らしい働き方であり、生き方と言えるでしょう。

が、人は誰でも複合体癖。
前述したように、複合している種によっては、五種性を損なうこともあるかもしれません。
人に気を遣いすぎたり、一つのことにこだわりすぎたり、「人のため」と思って自分らしい行動ができなくなったり。
それらの感受性もうまくカバーして、逆に強みにしていきたいですね。


六種は、会社に残るのも転職するのもフリーになるのも、いくつかの条件をクリアする必要があるように感じます。

六種と言えば怠け者のイメージがありますが、それは半分は正しく、半分は間違っているように見えます。
六種は確かにのんびり屋さんで、掃除が面倒くさくて多量の微生物を湧かせてアパートの床を溶かしたりしますが(我が六種の兄ですw)…
その反面、自分を認めてくれる人ばかりの職場なら、粉骨砕身働くような意外性を持っています。

今の職場の同僚が、自分を認めてくれない人ばかりであれば、転職してみるのも良いかもしれませんね。
逆を言えば、今の職場でしっかりと認めてくれる人が何人かいるなら、多少の不満はあっても残った方が幸せかも。

また、認めてくれる人がいなくても、今の職場がある程度ゆっくりできる環境であれば、転職をするのはもったいないですね。
省エネモードでも仕事がこなせるなら、それはそれで六種の感受性を満たしていると言えるでしょう。

フリーランスになる場合は、仲間の存在は必須なように感じます。
仲間というよりは、信奉者。
そういった人がいるかいないかが最も大きな鍵になるのではないかと思うのです。

六種は自分が前に出て道を切り拓いていくというよりは、後の方で「良きに計らえ」と他者を動かす方が性に合っているのですね。
中国の劉邦や劉備といった大英傑はそういった面が強く出ていて、もちろん体から調べたわけではないので確かなことは言えないのですが、多分に六種的な美点を備えた人たちだったのではないかと推測できます、史書が正しければ。

信奉者がいない場合は、そういった人を作るところから始める必要があるでしょう。
六種って意外と、ビジネスを成功させている人も少なくないんですよ〜


七種は、会社に所属する場合は、とにかく信賞必罰が明確な職場であること。
簡単に言えば、実力主義な職場がいいですね。

今の職場が年功序列のところで業務も張り合いがないなら、転職を考えても良いのではと思います。
まぁ今の時代、年功序列でやっていける企業って体力があることが多いですから、会社自体はいいんでしょうけどね。
上に行けば行くほど下を従えてゴリゴリと邁進する七種の強みも出てくるかもしれませんが、それまでが長い。

転職をすれば、専門的なスキルがあれば別ですが、ほとんどの場合下っ端から始めることになりますね。
七種は下っ端だと、いかにも「下っ端!」という感じに上に上に対しておもねるところもあって、それが弱点というよりはむしろ他の体癖にはない美点ではないかと思うのです。
特に転職という場面においては。
四種もそのように振る舞うことができますが、四種がある程度無理をしてそれをやるのに対し、七種はナチュラルにそういった態度を取ることができるので、可愛がられやすいでしょう。
可愛がられるのが「自分の実力だ」と捉えてしまうと、調子に乗ってしまい顰蹙を買う時もありますが。

フリーランスになる場合も、実力主義だしとにかく行動的な体癖ですのであまり心配がない。
うまくいかない時は極端にうまくいかなくなるのが七種の弱点ではありますが、持ち前のスピード感でいずれ乗り越えていくでしょう。


八種は、できればフリーランスがいい。
その方が圧倒的に気持ちが楽なのではないかと思うのです。

会社に所属する場合は、まずは一緒になって会社をディスれる自分と同じ八種的な同僚と、反論しても良いふうにとってくれる心の広い上司、恩を恩で返してくれる部下、なんでも言ってもいい社風があれば、ある程度快適に仕事ができるのではないかと思うのですが、条件を揃えるのがなかなか難しい。
転職ともなればかなり運によって左右されますので、環境を変えようとするより自分を変える方が早いかもしれない。

また、八種は会社でも同僚でも部下でも、それらに対してネガティブな面や暗部にフォーカスしやすく、良い面が見えなくなってしまうので、「転職先より元の会社の方が良かった」と感じやすいのではないかと思われます。
転職を考えているなら、今の会社の良い面にもフォーカスして、十分に吟味してみることをおすすめします。

フリーランスなら、環境的な問題は実力で解決されます。
独自のアイデアや他の人が気づかなかったところに気づく人も八種には多く、しかも頑張り屋さんでちょっとやそっとのことではあきらめないしぶとさがありますから、生存率も割と高いのではないかと思います。
が、一匹狼の一国一城の主になるにも、どうしても人間関係が避けられないところはありますので、人との調和もより一層大切にしていきたいですね。

それと、八種が転職やらフリーランスになるのを考え始めたら、行動は早い方がいいかもしれません。
今の職場がダメダメだと分かっていても「辞めたら負け」と考えて、面白くもないし感受性も埋まらないのにダラダラと居続ける人が多いですからね。
八種は恋愛でも、パートナーがダメダメでもなかなか別れずにくすぶってしまう人も多いのですよ〜


九種は、フリーランスの方がいいんじゃない?
…と思われる人も多いかと思いますし、私も以前はそう思っていたのですが、条件がそろえば会社に所属した方が返って九種性を発揮できるのではないか?というのが最近の私の見解でして。

フリーランスって、専門的なスキルを持っているだけではダメなんですよ。
それに関しては前述しましたが、スキルを活かすためにその何倍ものスキルとは関係ないことをやっていく必要があるわけです。

もちろんスキルを高く買ってくれる企業なりお客様なりがすでにいる場合は別ですが、九種はとにかく売り込みや集客が下手くそ。
象くらいの大きさのものをネズミくらいの小ささに見せてしまうところがあって、魅力や価値を自分で半減させてしまう。
モノの割にすげぇ安い値段で売ったり。

というのも、言い方はちょっと違うかもしれませんが、自信がないのです。
体癖的に自信が持ちづらい。
自分が提供するサービスでも商品でもスキルでも、「大したことないな」と心の底から思ってしまう。
良いものかそうでないものなのかのハードルが高すぎるのです。

まぁ苦手なことはだいたいお金を払って代行してもらえば何とかなりますけどね。
資金力があれば。

人間関係を円滑にしていくのが苦手な人も、九種には多いですね。
お客様や取引先との関係がうまく築けなかったり。

とにかくフリーランスの場合、九種の「自分のやりたいことだけに集中する」ためのハードルは、かなり高い。
専門スキルを持っていても、お金に替えられない。
割と入念な準備が必要なのです。

それなら、会社に所属した方が話が早い。

こないだ熊本に行った時に、日本の都市部ならどこにでもある大手の楽器屋さんに行ったんですよ。
音楽を作るための機材を買いに。

私は一応ミュージシャンでもあるのですが、その割に機材のことはあまり詳しくない。
なので欲しい機材の担当者さんに聞きに行くのが常…というか趣味なのですが、熊本に行った時も「せっかくなので」とその大手の〇〇楽器を訪れたわけです。

で、熊本の担当者さんは、いかにも九種、”いか九”と呼びたくなるくらい九種的な体つきとコミュニケーションの取り方だったのですね。
淡々とした口調だったり「距離感バグってるだろ」と思うくらい距離が近かったりして(笑)

でも、詳しい。
まぁ九種あるあるの「聞いてない、誰もそこまで、聞いてない」と一句詠みたくなるような説明のしすぎはあったのですが、とにかく機材愛を感じさせる感じだったのですね。

そこで、ハッとしたのです。
「この人、大手の会社だから自分らしい仕事ができているのだな」と。

小さい会社だったら、こうはいかない。
人が少ない分、営業もやらなければならないし、事務もやらなければならないし、お客様の接待とかも行かなければならない場合もある。

大手であれば、企業的体力がある分、専門の知識やスキルを持っている人は、それだけをやることができる。

ただし、大手の方が自分の方を欲しがってくれるとは限らないし、自分よりも専門の知識やスキルを持っている人も世の中にはたくさんいますから、簡単にはいかないかもしれませんね。
それでも九種の感受性は埋まる確率は高いですから、転職を希望する場合は狙ってみるのも手ですね。


最後、十種。

十種は、会社に残るのでも、転職するのでも、会社に所属するのは合っているかと思います。
純粋で人がよく、職場というシーンではこれと言ったトラブルを起こすことも少ないですね。

が、フリーランスになった場合には、注意しておきたいことがあります。

それはお客様の面倒を見過ぎてしまうことなのですね。
自分でも気づかずに、Lose ー Winになってしまう。

昔、整体院やセラピストのコンサルをやっていた時期がありましてね。
「十種だろうな〜」と思わせる人って、本当に「お客様を良くしたい!」っていう人がやっぱり多いんですよ。
それ自体は素晴らしいのですが、サービスをしすぎてしまい、お客様はサービスされるのが当たり前になってしまうわけです。

サービス以上のサービスを提供するには、お金や時間や労力がかかります。
そのお金や時間や労力は、セラピストが捻出したものなわけです。
つまり、お客様がくれば来るほどジリ貧になり、プライベートの時間は減り、家族との団欒も過ごせなくなってくる…

まぁ十種ってそうしている方が生き生きしたりもするのですがね。
弱い人のために働いていれば疲れない。
自分はそれでいいのかもしれないけれど、家族は…
あぁ、子供の頃の自分を思い出した…←母が十種で商売をやってますw

カウンセラーなんてもっと酷くて、カウンセリングのお客様からいきなり電話がかかってきて「ちょっと話を聞いてください…」なんて言われて、断るのも可哀想で、電話口でお金の入らないカウンセリングをしてしまう推定十種カウンセラーもいました。
私のコンサル中に電話がかかってきて、何十分も放置されましたわ…
ワイに仕事をさせてくれ。

私はそういったセラピストを密かに「奴隷セラピスト」と陰で揶揄っていたのですが、セラピストかかわらず「奴隷〇〇」は十種に多いのではないかと思うのです。
四種にも多いんですよ。
四種の場合は「お客様に嫌われたら…」という気持ちから、奴隷〇〇になってしまうのですね。

貢献は素晴らしいことですが、「仕事は仕事」と割り切ることも大切ですよね。
だって、自分が潰れたらもう助けられる人も助けられなくなってしまうのですから。

十種の場合は、感受性を埋めようと仕事をするばかりに、自分がどんどん削れていくような面があるように感じます、商売をやっている十種の子供の視点からすれば。
十種の部分ではそれで良いのかもしれませんが、人は誰でも複合体癖ですからね〜
他の種とどう折り合いをつけて仕事をするかが、大切になってきますよね。


以上、体癖各種の転職・フリーランスについて書いてきました。
1万字近くまで書いておいてこんなことを言うのもナンなのですが…

人生って、仕事だけじゃないよ♪( ´θ`)

何も仕事で体癖の感受性のすべてを埋めることはないのです。
例えば八種四種一種だったとして、八種の感受性は趣味で埋めて、四種の感受性は恋愛や友人関係で埋めて、一種の感受性は仕事で埋める、といった感じでも良いのではないかと思うのですよ。

ワークライフバランスなんて言いますけど、まさにそれ。
仕事で埋まらない部分は、他で埋めればいい。

人生とは、体癖の感受性に沿って鬱散と集注を果たすためにあるのですから。
簡単に言えば、自由と愛のためにあるんですよ!たぶん!!

就職や転職については、下記の有料noteでも書いておりますので、ぜひぜひ。

ちょっとしたエッセイを書く気でいたのに長くなっちゃった(⌒-⌒; )

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!

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