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”強み”を手に入れるための体癖ストレングス

※こちらの記事は『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキストマガジン』という月額制マガジンに収録されています。
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日本人と謙遜の文化

あなたの周りでこんな人はいないでしょうか?

他の人にはないような、とても素晴らしい資質や能力があるのに、いくらほめても受け取らないような人。

「いやいや、そんなことないんですよ!」
「私なんかまだまだで…」
「え~、何も出ませんよ~!」

心底そう思っている場合もありますし、「ここで受け取ったら変な人だと思われる」と思っている場合もありますし、「え、この人、そんなこと言って私の気分をよくしようとして何かを奪おうとしているんじゃないか?」と思っている場合もあるでしょう。

心理学的に言えば”受け取ることも愛”なのですが…
ともかく受け取り下手な人も多いですね。

受け取らない癖が体癖に根付いている人もいれば、人生の中で受け取らせさせなくする歴史があって受け取れない人もいるでしょう。

そして、私たち日本人が伝統的に持っている”謙遜”の精神が受け取らせなくさせている部分も多いようにも感じます。

私見ですが、日本の庶民は昔から四種十種的、あるいは二種的で、人よりも前に出ようとする人は嫌煙されるような通念を持っています。
「自分はすごい」と思っている五種や七種や三種のような人は、「え、何あの人。自意識過剰なんじゃないの?」と思われて、後ろ指を指されてしまう面もあったのではないでしょうか。

お互いが身を低くして、譲り合う。
「自分はたいした人間じゃありませんよ」という態度で持って、礼節を尽くす。
そうであったからこそ、日本は経済的にも文化的にも繁栄を享受することができた部分もあったのではないかと思います。

が、それも過去の話。
現代ではむしろ、「自信を持て」「自分の可能性を信じろ」「自分の幸せを第一に考えろ」という主張が主流です。
まぁ、アメリカ的=五種七種的になっているのですね。

そういった流れに乗ることができない人は「自信がない」とか「自己肯定感が低い」とか、そういう自己認識を抱いてしまうのが現代の闇の一つなのです。
そして、「自分にはこれといった資質・才能はない」という結論に行き着く。
「これといった資質・才能がない自分は、何もできない」と自分を必要以上に卑下する。
”間違った謙遜”をしてしまうわけです。

謙遜というものは、人間関係を円滑にするために役に立つ”方法”なのではなく、他者の素晴らしさを認め、自分よりも”上”がいることを認め、傲慢になり怠惰になることから自分を遠ざけ、「自分もこれからもっと良くなるぞ」と自分自身の成長を約束する”在り方”なのですが…

どうやら、責任を回避するためであったり、変なふうに思われないためであったり、他者にとっての自分のハードルを上げないために”使う”人の方が多いような気がするのです。
八種的な見方かもしれませんが。

自己認識と他者認識

とはいえ、”自分が自分だと思っている自分”と、”他の人が自分だと思ってくれている自分”というものには、必ずギャップがあるものです。

自己認識と他者認識の図2

認識が重なっている部分もあれば、重なっていない部分もある。
重なっている部分が多ければ多いほど、自分らしく生きていると言えますし、その逆もあるわけです。

そして、他者認識の重なっていない部分の中に、ひょっとすると本来のあなたがいる可能性もある。

人から見れば素晴らしい能力を、あなたは持っているかもしれないのです。
他の人にはうらやましいと思われているのに「いや、自分はダメなんだ…」と言ったら、人によってはイヤミに聞こえてしまうこともありますよね。

ともかく、あなたがもし「自分なんて何もない…」と思っていたら、大間違いなのです。

いや、あってもなくても、人の存在の価値というのは少しも変わりません。
持てる者も持たざる者も、同じように尊ばれるべきです。

ですが、現代をもっと軽い足取りで、朗らかにしなやかに生きていくためには、自分自身の持つ”強み”を知っていても損はないと思いませんか。

ではどうしたら強みが分かるのか?
そう、体癖です。

体癖ストレングス

どの体癖にも独自の強みがあります。
それを”体癖ストレングス”と名付けました。

ストレングスとは強み。
世の中を生きていく上で、武器となるものです。

まぁ生きていくことは戦いではないと思うのですが、どうしても他の人と比較させられざるを得ないときだってありますよね。
恋愛や仕事、婚活や就活、ビジネスや商売、それに人間関係…
選ばれる側に立つときだってあるわけです。

ふんばらなきゃいけないときもあるし、自信を失うときもある。
努力を要求されるときもあれば、自分独自の色を出さなきゃいけない部分もある。

そんないざというときには、「自分は強力な武器を持っている」ということを知っておきたい。

各体癖には”たいがい”な部分もたくさんあります。
一種は行動しないし、八種はディスる。
四種は依存しすぎることが多いし、九種はやりたいことに没頭して人を無視してしまう。

が、たいがいな部分が強みでもある場合もあるし、その一面だけでなく、他にも様々な強みがありますね。

それに、場面が異なれば活きる体癖ストレングスもありますね。
恋愛では弱いけれど、結婚には強いような。
逆を言えば、活かせる場にいなければ、強みにはなりづらいかもしれません。
サメが強いのは海にいるからであって、陸に上がればすぐに他の動物に食べられてしまうでしょうし、それ以前に生きてすらいけないのです。
「サメとゴリラはどちらが強いか?」なんて、戦う場所によりますね。

そんなわけで、今回の『週刊・現代を体癖で生き切るためのタイヘキストマガジン』は、各体癖の強みに絞ってお送りいたします。
なんと…ディスなしで(笑)。

普段は八種的な見方からさんざんディスっているのですが、今回はテーマがテーマなので、ディスは封印します。

この記事を読まれることで、
・自分の強みが分かる
・もっと自信を持つ
・自分を必要以上に卑下することから自分を遠ざけられる
・さらに謙虚になり、本当の意味での謙遜ができるようになる

でしょう。

複合体癖の場合は、”足し算”、あるいは”掛け算”で考えて欲しいのです。

矛盾するA種とB種もあったり、強みを打ち消し合うC種とD種もあったり、ブレーキとアクセルを同時に踏むような感じになるE種とF種もあったりすることも考えられますが、それは一旦置いておきましょう(いずれ他のnoteに書こうと考えています)。

難しいことは考えず、とにかく自分のストレングスにもっと気づいてほしいのです。
そして見つけ出した強みを研鑽して、さらなる強みに押し上げていただけたらな、と思います。
武器は磨かないと錆びてしまいますからね。

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