押し込んだその先を。深化している永井ヴェルディ。圧倒して勝つために必要なもう一歩。
ボール支配率は68%と圧倒した。ところが、シュート数はヴェルディの7本に対して、山形は13本と倍近くのシュートを放たれ、山形は何度も決定機を迎えた。ボールを持てどもチャンスを作れないヴェルディに対し、その裏にある広大なスペースを突き効果的なカウンターを繰り出すという構図。この内容に対し、不満に思う方たちも多いかもしれない。しかし、筆者はそうは思わない。確かに、シュートはもう少し打てたかもしれない。だが、その内容は確実に前進している。「深化」している永井ヴェルディを紐解いていき