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不思議の国の水戸ホーリーホック 〜前編〜

ァジアーノ岡山の北川真也社長は今年の新体制発表の記者会見で次のように語っている。

「今シーズンはJ1昇格の可能性が高いメンバーで構成した。必ずやJ1に昇格したいからこそ、勝負をかけた」

「まだ見たことのない景色へ」などという後からどのような言い逃れのできる言い回しではなく、ハッキリと「J1昇格」が目標だと口にしているのだ。

水戸ホーリーホックの選手と監督は力を出し切っている。手など抜いていない、出し惜しみなどしていない、残念ながらこれが能力の上限なのだ。

大宮アルディージャのサポーターは監督である相馬直樹を責めず、社長やフロントをちゃんと責めている。

監督を代えても、フロントの方針が変わらなければ何も変わらないことを知っているからだ。

濱崎芳己
監督を代える?
フロントの方針を変えないまま監督だけを代える?

また「フロントにとって扱いやすい監督」が就任するだけである。

それでは水戸ホーリーホックのフロントの方針とは何なのか?
答えは2020年末に契約更新をしなかった「河野諒祐」にある。それは

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