2024/9/28 プレミアリーグ第6節 ウルブスvsリバプール 一人二役
先日行われたこの試合について。
まずはスタメン。
リバプールは先日のカップ戦で主力を休ませたため、リーグのスタメンはジョッタが復帰したくらい。
ウルブスはアンドレって選手いるけど、元々昨シーズンの冬でリバプールに移籍するなんていう噂もあったよな。。
試合は立ち上がりはホームのウルブスのペース。
システム上は4-1-4-1の形になっているものの、中盤の3枚が自由に動いてきて、ややリバプールとしては捕まえづらい印象。
レミナやゴメスもCBのところまで降りてきて配給に参加したり、
4-2-4で守るリバプールのギャップを突くことに成功した。
リバプールは30分くらいまでシュートに持ち込む展開を作ることができない。
リバプールはようやく30分にアーノルドのフリーキックによるシュートで今日チームとして初めてのシュート。
ここから少しずつ相手の立ち位置にも慣れてきて、徐々に修正をしていくリバプール。
40分にはロバートソンの低弾道クロスにソボスライが合わせるが、GKの前に飛んでしまい、弾かれてしまう。
そして前半終了間際、リバプールは左サイドに流れたジョタのクロスにコナテが打点の高いヘッドで先制点を奪う。
コナテはこのゴールがプレミアリーグの初ゴール。
コナテはこの試合を通して、守備への対応も含めて前半は素晴らしい出来だった。
前半はこのまま1-1で終了。
リバプールは前半半分くらいは相手に主導権を握られる展開も試合の中で修正し、前半のうちに得点を奪えたことは大きい。
後半さらに攻勢を強めたいリバプールは50分に、
レミナのエリア付近でのパスミスをサラーがそのままシュートを打つも枠の外に。
ウルブスはここで流れを変えるために早く選手交代
53分 ベルガルド → フォルブス
しかしリバプールはこの後56分に大きなミスを犯してしまう。
相手からのスルーパスを処理しようとしたコナテが相手FWのラルセンに入れ替わられボールを奪われ、そのまま中の選手にあたってこぼれ球をアイ・ヌーリに詰められ失点。1-1
コナテとしてはアリソンに対応してもらおうと思っていたのだろうが、やや距離があったこともありここは自分で処理をするべきシーンだった。
コナテは前半での守備対応、得点と活躍していただけにこのミスで一気に帳消しとなってしまう。
リバプールとしてはここで引き摺らず、流れを悪くしたくないところだが、
59分にエリア内でジョタが倒されPKを獲得。
相手DFの手がかかっており、これはPKの判定に。
そのPKをサラーが決めて2-1で勝ち越し。
その後ウルブスは68分、
ラルセン → ファン・ヒチャンに交代。
リバプールは、
72分 ディアス → ガクポ
ソボスライ → カーティス
に交代。
その後ガクポもドリブルで左サイドを切り裂くシーンも見られ、
カーティスもサラーのパスを受けて、シュートを放つがGKにはじかれるも、
いいコースを狙ったシュートもあった。
ウルブスは77分、
ブエノ → ドイル
を交代し、攻撃の枚数を増やす。
リバプールは、88分に、
ロバートソンに代えてゴメス
ゴメスは今シーズンリーグ戦初出場。
試合はこのまま2-1でリバプールが勝利し、
リバプールは他会場の結果も踏まえて首位に浮上した。
ハイライト
試合の振り返りと展望
リバプールは前半30分くらいまでは相手に主導権を握られ思うようなサッカーはできなかった。
スコア自体も未勝利の相手にぎりぎりの戦いであったといえる。
前半のうちに1点奪えたことも大きく、追いつかれてからも焦れずにやり続けたことが身を結んだ。
ウルブスは未勝利で順位としては最下位であるものの、そこまで悲観する内容ではなかったように思える。
前半30分までで出来た内容を継続することができれば、今後勝ち点を積み上げていくことはできるはずだ。
強豪相手の対戦も続いていただけに、今後次第だろうか。
リバプールはコナテが1人で得点と失点に絡むミスをしたが、
本人は試合後のインタビューでマンオブザマッチは自分ではないのか？と冗談交じりで伝えたようだ。笑
MOMはフラフェンベルフ
それに対して監督も「彼は自分が失点につながるミスをしたことを忘れたようだ笑」とチーム内の雰囲気の良さ、コナテはメンタル的にもタフだなと思わせてくれた。
リバプールは明後日にボローニャとのCLグループフェーズ 第2節と10/5には開幕から未勝利が続くクリスタルパレスとの試合が続く。
CLでは多少の選手の入れ替えもあろうかと想定されるが、
恐らくヌニェスあたりは今節出場機会がないことからも、CLでのスタメン起用などはありえそう。
ボローニャはモッタ監督やザークツィーなどが引き抜かれて、リーグ戦は1勝4分け1敗の13位と苦しい状況が続く。
ここはしっかりと勝ち点を積み重ねたいところだ。
対するウルブスは、リーグ戦4連敗となり、
次はブレントフォードとの対決になる。
ブレントフォードは前半から飛ばしてくるチームだけに立ち上がりには気を付けたいところである。
ウルブスはプレミアの中でもかなり財政的にも厳しいようで、補強がなかなかできない苦しさはあるものの、しぶとく勝ち点を拾えるチームであると思うので、浮上に期待したい。
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