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2024/9/23 セリエA 第5節 インテルvsACミラン ロッソネロの意地

今日2発目のブログ。
9/23 早朝に行われたミラノダービー。

両チームのスタメン

ミランはCLのリバプール戦の敗戦からシステムと選手を変更。
4-2-3-1から4-4-2へ。
パブロビッチではなくトモリをスタメン。
さらに新加入エイブラハムもスタメンで起用される。
4-4-2へのシステム変更の意図が気になるところ。

試合内容

試合は前半からミランがボールを保持する展開。
インテルはやや立ち上がりの入りが悪い。

そんな中でまず試合を動かしていったのはミラン。
プリシッチが1人でドリブルで4人をかわしてシュートを決める。
プリシッチは不調なチーム状況の中でも1人気を吐いている。

ミランはこの試合の大きな変化点として、守備時4-2-4でレアオ、プリシッチの両サイドは相手のWBを監視。
相手WBが入ってこれないよう、高い位置から制圧したいのだろうか。

ただその後はこの日がホームとなるインテルが主導権を握り始める。
14分、左サイドディマルコのクロスにダンフリースが折り返し、ラウタロのシュートは枠外。

インテルはCBのパヴァールやバストーニも積極的に攻撃に絡む。
(やはり3バックの左右はここまでできたらいいよね。。)

そしてインテルは27分に試合を振り出しに戻す。
ディマルコがエリア内でラウタロからのパスを受けて、ゴール右隅へシュートを決める。

さらに42分にはチュラムのシュートはメニャンがセーブ。
インテルがチームとして完成度の高さを見せつける。

前半このまま1-1で終了。
ミランは先制点を奪ったものの、インテルに追いつかれ、なかなか思うようにいかない状態が続く。その中でどうしていくかは見物だ。

後半は開始早々にミランがチャンス。
45分、レアオが右からのクロスに珍しいヘッド。ただこれはGKのゾマーに弾かれる。
ミランはこの後半可能性を感じさせるスタートだ。

インテルはややミランに対して押されるような展開になっていき、
63分に交代に動く。
ムヒタリアン → フラッテージ
チャルハノール → アスラニ
ダンフリース → ダルミアン

65分のシーン。
ミランエリア内でラウタロがハンドでPKの判定。
ただVARを見返すと、肩に当たっているように見え、PKは取り消しに。

インテルは交代したものの、ミラン陣営は交代に動かない。
ムサとか入れてもって解説も仰っていたが、交代しないのか。

インテルはさらに74分、
バレッラ → ジエリンスキ

そんな中ミランは交代せず、攻勢を続ける。
75分、カウンターを成立させ、エイブラハムのパスからレアオのシュートだったが、GKに防がれる。

さらに77分には決定的なシーン。
ラインデルスのスルーパスからエイブラハムがライン裏に抜け出して、1vs1の場面だったが、枠を外してしまう。。
試合展開を考えても決めておきたい場面だった。
やや不穏な空気を感じてしまった。

そしてようやくミランは78分に選手交代。
プリシッチ モラタ → オカフォー ロフタスチーク

インテルも81分、
バストーニ → カルロス・アウグスト

ミランも86分、
レアオ → チュクウェゼへ交代。

インテルは交代カード5枚使い切って、
ミランは3枚で後2枚残す形になっていた。

そして88分、試合を決定づけるシーンがやってくる。
ラインデルスのフリーキックにニアでガッビアが合わせて追加点!
試合終了間際の値千金のゴール。これは試合展開を考えても貴重な1点。

ミランとしてはここを守り切りたいところ。
92分に、エイブラハム → パブロビッチを投入で守備の枚数を増やし5バックに。

ミランは96分さらに、決定機。
相手のボールを奪ってのカウンターから、2vs1と超絶有利な場面となり、
オカフォーがパスを受けて1vs1を決めるだけだったが、枠外に。。

そしてこのまま試合は終了。
勝ったから良かったが、オカフォーのシュートも決めなくてはいけないシーンだ。せめて枠に飛ばさないと。

試合の振り返りと展望

ミランはミラノダービーに6試合ぶりの勝利。
3年勝てなかった計算になる。
77分のエイブラハム、96分のオカフォーなど決めなきゃいけないシュートシーンはあったが、結果として勝てたことがまず何よりであった。

ミランはリーグ戦は昇格組のヴェネツィアに4-0で大勝したものの、正直前半PK2本と相手の退場でほぼ試合内容は決まっていて、内容自体はそこまでいいようには思えなかった。そしてCLでリバプールを相手にホームで完敗したこともあり、監督であるフォンセカへの風当たりは強まっていた。
ダービーの結果次第では解任ともいわれていた中で、自身とチームの信頼を取り戻す勝利となった。

対するインテルは交代策がハマらず、意図も良くわからなかった。
前半の失点後のプレーを見ていた感じは脅威だったが、後半はあまり怖さを感じるシーンはなかった。

ミランは次が金曜日にレッチェと試合になる。
ダービーで勝利した後の試合になるだけにどうなるかは注目である。
ただ今回の4-4-2システムをするとなった場合、レアオが守備をサボらず徹底してやる必要はあるが、あまり守備をしてる印象はないので、システムを継続するのかどうかも見ものだ。

正直なところ、ミランがダービーに勝つのは難しいと思っていたが、ダービーとなると選手たちのプレーもこれまでとは打って変わって、気迫がこもっていて、姿勢やメンタリティーを感じた。

次節も早起きして見よう。

ここまで読んでいただきありがとうございました。
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今日は1日2本書いたら、なかなか脳が疲れた。。

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