2024/8/25 プレミアリーグ第2節　リバプールvsブレントフォード　

標題の試合。
まずはスタメン。

リバプールは前節と変わらないスタメンと配置。
ブレントフォードも変わっていないが、トニーは移籍のうわさもあると聞くがどこへ行くのだろうか。

試合は入りはリバプールがいい入りを見せる。
高い位置でボールを動かしながらプレーする状態を作るリバプールにブレントフォードが守勢に回る状況。

そして早い段階で試合が動く。
セットプレー崩れからのカウンターで、ジョタが持ち運び、
スペースへ抜け出したディアスへパス。
ディアスがゴールを決めてリバプールが早い時間で先制点を奪う。
2人で完結するカウンターにレベルが高いの一言。
シンプルに見えるゴールだけど、ジョタのパス出すタイミング、ディアスの斜めのランニングが絶妙。

ジョタはこのポジションに入って、パスも出せるアシスト役になれるのが大きい。純粋なストライカーというよりもやってることはゼロトップともいえるような形か。

その後もリバプールは効果的な攻撃も見せるし、攻守の切り替えも早くなかなかチャンスを創らせる時間ではなかった。

ただ30分くらいから徐々にブレントフォードのペースに。
リバプールがブレントフォードのハイプレスに苦戦し、プレス回避できない時間が続く。
そこにブレントフォードはリバプールのハイラインをついて攻撃を展開する。中央のウィッサが起点になりボールを収めて展開をしていく。

徐々にブレントフォードが自分たちのやりたいことを実現し、リバプールはやや課題が残る前半となった。

リバプールはアーノルドが攻撃は中に絞って3-3-3-1のような形になるはずだが、そこのコースをブレントフォードに消されてしまっているため、やや機能しなくなってきたような感があった。

そんな中後半は、立ち上がりにジョタのオーバーヘッド気味のパスにロバートソンが合わせてヘディングするもGKに防がれる。

リバプールはマクアリスターやフラフェンベルフが少し落ち気味にポジションを取るようになって、ビルドアップを改善させることができた。

ブレントフォードは55分にコーナーの流れで左サイドに流れたイェンセンのクロスにコリンズが合わせるが防がれる。
ブレントフォードの後半のチャンスシーンはこれ以外あまりなかったように思える。

リバプールは60分にゴールには繋がらないものの、これが今シーズン目指したいような形ともシーンができる。
サラーからはじまり、アーノルド→サラー→ソボスライ→ジョタ→サラー→マクアリスター→サラーというシーンだったが、最後DFに防がれる。
ただエリア付近でこれだけの人数が絡んで崩そうとするのはとても興味深いシーンであった。
サラーはとにかく今シーズンコンディションがいいなという印象。

ブレントフォードは65分に選手交代。
イェンセン　ルイス・ポッター　OUT
カルバーリョ　ダムズゴーア　IN
となる。

カルバーリョはリバプールから移籍して、いきなり古巣との試合が実現。

そんなカルバーリョであったが、70分。
味方のパス交換に失敗して、ソボスライにボールを奪われ、マクアリスター　→ディアス→サラーが決めて2-0
サラーは開幕戦に続いてのゴール。
60分のシーンを見ていても、サラーはまだ数年はトップレベルでやれる。
衰えてるなんていったファンは今すぐ謝罪してほしい。
（自分もそんな1人でした。すいません。）
カルバーリョはデビュー戦で苦いものとなった。

その後リバプールは選手交代。
ディアス、ジョタ、アーノルド　OUT
ガクポ、ヌニェス、ブラッドリー　IN

投入されたガクポが80分に強烈なミドルシュートをお見舞いするシーンはあったが、DFにブロックされてしまう。

そして82分にサラー　→　エリオットへ交代。

91分にはフラフェンベルフ　→　遠藤を投入。

リバプールはこのまま試合そ終える。
2-0で2試合連続で無失点のスタートとなった。

ただ前節も今節も相手の強度の高いプレーを回避できなくなるようなシーンもあり、まだまだこのあたりは改善の余地がある。
選手間の立ち位置や練度はまだ積み上げていけばさらに良くなっていきそうだ。

日本人としては遠藤の立場は気になるところだが、現状としてスタメンは厳しいと言わざるをえない。
アンカーの時は守備で相手からボールを刈り取る、高い位置でボールを奪取することが強みであったが、2ボランチになってビルドアップで違いを生み出す、相手を剥がすようなプレーが求められており、
その点ではマクアリスター、フラフェンベルフに軍配が上がる。

その他ヌニェスやガクポといった選手もベンチからスタートするような形になっており、前線の選手起用も悩ましいところだ。
しかもここに来て、ユベントスを実質戦力外になっていたフェデリコ・キエーザが加入濃厚というニュースも出ていて、
だいぶ前線が飽和してきている感はある。
（ただキエーザは移籍金が約13億とかなりのバーゲン価格）

強いて言うならDF（CB）にもう1枚くらいほしいかなというのはあるけど、概ね選手起用や配置も固まってきており、これで戦う形となるか。
リバプールは次節がマンチェスターユナイテッド戦。
ユナイテッドはブライトンに敗戦し、いきなり手鼻を挫かれる状態。
ただここに来て、PSGからウルグアイ代表のウガルテを獲得し、逆にマクトミネイをナポリへ放出。
ユナイテッドは今夏補強に動いており、選手配置や起用はきになるところである。

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