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2024/8/17 J1 第27節 FC東京 vs 東京ヴェルディ 蒸し暑さとともに戦う選手・サポーター

表題の件について。
記事を上げるのが遅くなってしまったが、正直なところヴェルディファンとしては勝ちきれず悔しさも残り、審判へのジャッジに対する不満などもあり、なかなかこの試合を振り返る気になれなかった。
どうしても感情的になりそうで、昨日ようやく試合を観返すことができた。

まずはスタメン。

ヴェルディは森田がダービーでスタメンに復帰。
それ以外は前節と変わらず。
FC東京も概ね予想通りの布陣か。

試合内容

入りはヴェルディの方がよく入れていた。
ロングボールで相手のディフェンスラインを下げさせたり、
森田、斎藤功佑が相手のボランチを捕まえるために積極的に前へディフェンスをしに行くなど、ヴェルディの方がFC東京に対して圧をかける。

対するFC東京は攻撃面で機能しているようには見えない。
DFと前線に大きなスペースがあって、そのギャップをうまく使えなかったり、ロングボールを蹴るけど味方も感じておらずで停滞しているように感じた。

FC東京にはじめてシュート打たれたのは25分のシーンで、中川の中央突破からパスを受けた遠藤のシュート。
前回のダービーでも2得点を決めた選手だけに嫌なイメージが残る。

対するヴェルディは30分に楓喜のフリーキックがあったものの、大きく枠の外へ。
更に36分には翁長が右サイドからのロングボールに抜け出し、中にクロスを上げて、逆サイドの松村が折り返すも味方に合わず。
42分にも決定的なシーンがあり、左サイドに流れた松村のクロスに功佑が合わせるも枠の外へ。

ヴェルディは決定的なシーンは作り出そうとするものの、最後のゴール前の部分で精度を欠いてしまい、0-0で前半は終了。
FC東京は怖いのが荒木と中川の個人技くらいの印象だった。

後半は、50分に再度楓喜のフリーキックであったが、今度は壁に。
楓喜のフリーキックはこの試合では可能性を感じることはできなかった。

特にこの試合は右ウィングバックの松村のドリブル突破が効果的であり、前向きな状態でボールを持てると効果を発揮してくれる。

そしてこの50分~60分くらいの時間帯はFC東京がボールを支配する時間に。
とはいえ、シュートまで持っていけるようなシーンはなく、そこまでの怖さは感じない。
ヴェルディはロングボールを蹴るのはいいけど、蹴っただけで終わってしまうようなシーンもあり、前線の勇大や染野を活かすシーンはさらに見たいところだ。

ヴェルディは流れを変えるために選手交代。
66分 楓喜 → 山見 森田 → 見木

そして、交代して入った山見に早速決定的なシーンが訪れる。
染野のクロスに対してファーに詰めていた山見がフリーでヘッドを合わせるが、相手GK野澤によって弾き出される。

FC東京も選手交代。
70分 仲川 → 安斎 遠藤 → 俵積田

さらにヴェルディは75分に、
山見のCKから染野がドンピシャの叩きつけるヘディングで合わせるものの、
また野澤によって防がれる。。
バウンドしたボールに対して、ポストにぶつかるくらいの勢いで突っ込んでいく野澤に鬼気迫るものを感じさせた。

その後FC東京はさらに選手交代
76分 荒木 → 小柏 高 → 原川
高は負傷交代か。

そして80分のシーンだが、染野が放ったミドルシュートが相手DF森重の後頭部あたりに直撃し、そのまま倒れてしまう。
脳天直撃というような状況で立ち上がることができず試合が一時中断。
両チームの選手が集まって、応急処置を行う。
中断は3~4分くらいで、森重はそのまま岡と交代。

ヴェルディも86分に、
松村 → 松橋に交代。

そしてその後の87分だが、山見の裏抜けからのシュートを放つものの、
またしても野澤によって防がれる。

さらにヴェルディは、
勇大 → 剛綺と交代。
FC東京も
長友 → 中村帆高

そしてその交代で入った中村帆高の疑惑のハンドシーンはあったが、
PKになることもなく、会場からはヴェルディサポーターのVARコール。
この辺に関しては後述する。

試合に関しては、このままスコアレスドローで終了。
ヴェルディは特に後半は相手GK・鬼神野澤の前にチャンスを決めきることができず、この3試合で得点が1点も取れていない。
ヴェルディとしては勝てるチャンスがあっただけに勝ち点2を落とした形だ。
対するFC東京は試合後サポーターから大ブーイング。
それだけ試合内容にサポーターも満足がいっていなかったように思える。
客観的に見ても、チームが機能しているとはいえない状態である。

雑感

前節の名古屋戦に引き続き、ヴェルディはジャッジには恵まれなかった側面は大きい。
中村帆高のハンドのシーンは流されてしまい、その他にも挙げられる箇所が何か所もある。

前半1分 森重が勇大のユニを引っ張り続ける
前半30分頃 小泉に谷口がどつかれる → 何もイエローカードもなし
前半40分 土肥が翁長のユニフォームを引っ張る → 倒れないからファールなし
後半35分 森重倒れた後のドロップボールで野澤がヴェルディに返さず試合を続行したシーン
後半ロスタイム 岡が剛綺の腹部を蹴るシーン

審判だって人間であるし、ミスもある。
誰もが納得がいくジャッジなんて難しいと思っているが、
それにしてもこのジャッジはひどすぎる。
主審の中村太をはじめ審判団の判定には納得のいかないことばかりで、
久しぶりに試合中にあらぶってしまった。

みたいなこともあって、なかなかこの試合を観返そうという気持ちにもなれずでした。。

もちろんジャッジが試合の勝敗を分けたとは思わないが、
せっかくのこの東京ダービーという熱い試合をジャッジによって壊されるのは見たくない。

ヴェルディは次また週末鹿島アントラーズとの試合を迎える。
鹿島も直近2試合勝ちなしと勢いに陰りが見えつつある。
ヴェルディも染野、松村、林が所属元の関係で出られないという状況になる。

染野 → 山見
松村 → 松橋
林 → 千田
という交代になるだろうか。

ヴェルディはここで勝って、まずは残留圏を抜け出せるような状況を創っていきたいところ。

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