26年卒採用イベントに参加して
久々のブースイベントへの参加で反省しかない
採用担当を18年やっているが、「満足した説明ができた!」と思ったことは、そんなに多くない。今回も、反省しかない。
今回は、4回お話をさせて頂いて、3人、1人、4人、2人と10人の学生さんにお話をさせて貰いました。
1回目は久々のブースイベントにテンションが上がり過ぎて、50分近く話をしていまい、工場の採用担当から「長すぎますよ!笑」と突っ込みを受けてしまいました。
2回目以降は少し話す内容を変えて、30分間で私が学生の皆さんに伝えたいお話をマシンガントークでお話させて頂きましたが、ブースに来て頂いた皆さんにちゃんと伝わっただろうか?というのがいつも気になっています。
学生の皆さん自身に「就活」を考えて貰いたい
合同企業説明会で、私はいつも、
社会に出て働くという意味。
学生という立場でやるべき本分。
今、皆さんが取り組もうとしている「就活」って、本当に就職活動ですか?こんなことを学生の皆さんに投げかけます。
大学時代、絶対にJリーグのチームに就職できると信じて疑わなかった私は、本当に学生時代に就職活動というものをしていませんでした。そんな私だからこそ、25年の社会人経験を通じて感じている、今の就活への疑問です。
もちろん、私の疑問が正しいとは思っていません。ただ、学生さん自身の視点や周りの友人、知人、キャリアセンターの方々や親御さん、他の企業の採用担当者が普段、当たり前だと思っている感覚とは違う「私なりの感覚」を学生さんたちには【外部からの刺激】として、考えるきっかけにして貰いたい、という想いを持って、自分なりの就活論をお話させて頂きました。
学生さんを見ながら、話す内容を変えたけど
コロナウイルスの感染拡大による日常生活の変化、スマホやタブレットを使いこなすIoTが当たり前の世代の人たちに、こんな昭和のバリバリの体育会系のおじさんの話が、本当に伝わっているかどうか?いつも疑問を感じている
もちろん、対峙する学生さんの表情や相槌を打つ、打たない。メモを取ってくれたり、前のめりになってくれたり、という変化を見ながら、話をするトーンや内容を少し変えながら、伝えたいことを話しているつもりだが、さすがに学生の皆さんの心に何か響くものが残せているかどうか?というのは、いつも不安で仕方がないですね。毎回、大丈夫だったかな?という気持ち。
当日のうちに御礼のメッセージを入れる
ブースに来てくれた学生さんには必ずその日のうちにメッセージを入れます。今回は久々のブースイベントだったこともあり、帰りの新幹線でパソコンを開くこともなく、盛岡駅を出発してすぐにまぶたを閉じたら、爆睡!笑
ふと目を覚ますと、既に宇都宮駅付近まで走行していました。なので、自宅に戻り、いろんなことを一通り終えてから、メッセージを入れました。たくさんの企業の中から、当社のブースに来てくれたことへの御礼の気持ちをしっかりと伝えるためのメッセージです。もちろん、今日であった学生さんが当社にエントリーをして選考に進んでくれたらとっても嬉しいですよ。でも、それを決めるのは学生さん自身ですから、私たち採用担当者がどうにかできるものではありません。そんな打算的な考えではなく、人と人という関係の中で、最低限の礼儀だと思っています。企業の方が学生さんにマウントするのではなく、しっかりと人対人として、お話を聞いてくれた御礼を言う
当然のことですよね。そういうことをコツコツとやっていくことが大事!
今日出会った10人の学生さんたちが少しでも考えてくれたら嬉しいな。
毎回、こんなふうに思いながらも、もっとこうした方が良かったな。っていうのが必ずある。だからこそ、謙虚に学ぼうという気持ちを失わずにいられるのかもしれませんね。採用担当者として、まだまだ成長していきたい!