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人生を豊かにするのは自分

SMAPの中居くんが芸能界を引退されました。
SMAPは青春真っただ中でしたから、すごくショックです。もちろん、中居くんがした行為は許されるものではありません。芸能人で国民的アイドルだから、優良企業の社長だから、政治家だからといって、何をやっても許されるわけではない。

それにしても、最近の日本の社会って、何かおかしくないですか?
中居くんの報道だけではなく、サッカー日本代表の伊東純也選手の件やほかの著名人の疑惑報道はもちろん、スポーツ界をはじめ多くのところで、一人の人生を台無しにする誹謗中傷が溢れている。
心が退れてた日本国民がものすごく多いような気がします。こんな国民に誰がしたのか?国の経済を後退させたのは誰だよ!という怒りを感じます。

他人をうらやみ、ひがみ、他人を蹴落とすことに注力して、闇バイトもそうです。自分のことしか考えてない日本国民が多すぎる。他人のことを慮る心はないのか?!何でもかんでも人のせいにしたり、人のことを羨んだり、人のことを妬んだりしたって、自分の生活が豊かになるわけではない。

人生に「正解」なんてない。

いや10年前と比べても、かなり便利になっている
スマートフォンなんて40年前は想像もしなかった

それがあっという間に世の中に拡がり、今や電車の中でスマホの画面を見ていない人の方が少ない
知りたいことは、いつでもどこでも調べられる📱
そして、いろんな情報が一気に拡散されてしまう
悪い情報ほど、一気に拡散する怖い世界ですよね

インターネットの発達で便利な時代になった。
パソコンの誕生から一気に仕事の効率が上がった

そうした便利なツールを使用することで効率が劇的に改善されたことで、人間が失ったものがある。

何もかも効率化すれば良いわけじゃない

パソコンや携帯電話、スマートフォンの出現で、
あらゆることが便利になった。

仕事でも、プライベートでもあらゆる物事を
効率的に済ませることができるようになった。

しかし、昭和生まれの私は便利な世の中になったがゆえに、失われているものがあると感じている。

それは、人間の感情のことです。

そんなことはないよ、と思う人もいると思います。
「嬉しい!とか悲しい!」「好きとか、嫌い」とかそういう感情が、人間から失われいるわけではない。

私が想うのは、感情のコントロールです。

分かりやすい表現で書けば、「ワクワク感」とか「高揚感」といった喜びの感情を感じにくくなった。
また、府の感情でいえば、「後悔」「悔しさ」「反骨心」といったものを感じにくくなり、絶望感や喪失感といった感情を強く一気に感じる人が多い。

今やスマホで通販サイトをワンクリックすれば、
欲しいものが効率的にすぐに手に入る時代です。

昔のように、売っているお店を探して歩き回るということをする人も少なくなってしまった・・・。
必ず試着しないと、買わないという拘りを持っている人も少なくなったのではないだろうかと思う。

売っているお店に行くまでの時間が楽しい

誕生日プレゼントを親に買ってもらうために、お店に向かう。その道中で、お父さんお母さんと色々な話をしながら、誕生日プレゼントを買いに行く。昭和の時代はそれが当たり前の光景でした。

子供ながらに、プレゼントを買ってもらえるという高揚感を感じながら、歩く街並みはいつもと違って見えたりする。そこで感じたものを親に話すことで、感情のアウトプットができるようになり、いつもと違う感覚だということを自覚する。

しかし、今はどうだろう?親が子供に「何が欲しい?」と聞いて、ネットで注文をする。誕生日の日に、何処かに出掛けることもなく呼び鈴も鳴らされず「置き配」みたいになっていませんか?
幼少期から小学生ぐらいまでは、親御さんも子供が喜ぶ顔が見たいので、そうした買い方はせず、非効率な買い物の仕方をしている方も多いと思う。

それが、中学生になり、子供たちが思春期を迎え、親への反抗期などに入ると、どうでしょう?子供とまた喧嘩になるのは嫌だからと置き配でプレゼントを届ける誕生日とかになってませんか?

三つ子の魂百まで

という言葉があるように、
幼少期のころの感情コントロールがその人の感情コントロールのベースを作ることは間違いない。しかし、思春期を迎えた頃の本人による感情コントロールの経験がその後の人生におけるその人の感情に大きな影響を与える。と私は思っています。

私自身、反抗期には親に抵抗していたが、ほかの人に比べたらカワイイものだったと記憶している。(親への暴力や暴言などは、一切なかった)
我が家の子供たち3人も、もう反抗期は通り過ぎていると思う(一番下の高校生の次男は、まだ反抗期か?🤭)が、うるさい母親を無視するぐらいで、モノにあたったり、暴言を吐いたり、暴力をふるったり、いわゆるヤンチャな友達と夜遅くまで遊びまわって、みたいなことも特になかった。

話が逸れました、元に戻しましょう。

人は誰しも、身近なことで、なんでも簡単に手に入る、実現できるという状況を経験していると、苦労して手に入れるということが億劫になる。

最近の若者の傾向として

仕事は、これまで経験のないことはしたくない?
なんで??
自分の評価が下がるから、失敗したくない?
自分でわからないことを聞くのが恥ずかしい?
みたいな感情が先に立つのでしょうか?


プライベートなところで上手く友達を作れない?初めましての人とのコミュニケーションが苦手?
彼氏、彼女を作れない?作らない??
身近にいる異性へ何とか機会を伺いながら、話し掛けてデートして、仲良くなって、告白‼️みたいなことが減ってるらしいですが、ホントですか?

もう20代の前半の皆さんの多くは、そういう駆け引きとかなしで、マッチングアプリを使って自分に合うパートナーを条件から検索して、付き合う、
みたいなモノを恋愛だと考えるらしいですね💦

これは完全に、便利になった弊害です

人生のパートナーを探すことすら、自分の都合の良い条件を入れて、検索した中から選びますって
やっていることが、普通になってきているわけで、
コレって、結構怖い事だと思うんです💦💦
確かに余計なストレスを感じることもなく、自分の理想とのギャプが少ないパートナーを探す。つまり、リスク低減になっているかもしれません。

そうやって人生におけるリスクを取らないように生きて行くというと、どんどん人間的に小さくまとまっていくことになると思います。

例えば、受験のことを考えてみて下さい。

自分の偏差値が43ぐらいだとしましょう。
高校受験の時に行きたい高校は偏差値55
今の実力では到底合格ラインではありません。

行きたい高校に合格するために必死に頑張るか?
安全圏の偏差値50ぐらいの学校を受けるか?
どちらの方が勉強に熱が入るでしょうか?

答えは明白だと思います。

仕事や人間関係も同じです。

最初は誰だって出来ないんです。小さい時は、出来ないことを恥ずかしいとは思わないんです。何度でも挑戦するんです。それで、出来るようになって行くんです。

勉強や仕事は、ある程度分かりやすい結果が出るから、努力した成果が分かりやすい。しかし、人間関係ってなると、その成果というものは非常に分かりにくいものですから、意図的に意識して取り組む必要があるのかもしれません。

自分がウソをつく人は、どんな相手に対しても、疑いの目を持って接してしまう傾向が強い。
逆にどんな相手にもリスペクトを持って接する人は、ウソをついたりしない人が多い。
咄嗟にウソをつくと、周りの人はすぐに分かる!という人が多い気がします。

要するに、なりたい自分は自分で作る!

自分の周りや有名人でも構いません。
こんなふうになりたいな!
と思う人を見つけて、最初はマネをすることです。
目に見える行動、話し方、態度などを真似る。
そこから見えてくるもの、感じるものがあるはずです。

そこで感じる違和感みたいなものもあるでしょう。
あの人は何故、そういう行動を取ったのか?
この場面で、そういうことを言ったのはなぜか?
ということを考えることで、憧れから目標に変わることもある。

貴方の価値観は、貴方にしかわからない。

つまり、人生において価値のあると思うことを
実現させられるのは自分自身でしかないということ。

人からすれば、無価値だと思うことでも、貴方にとって
価値のあるものがある。

また、他人からしたら苦に思うことを、
貴方はいとも簡単にできることだと思っていることがある。

他人と違うからこそ、価値があるということ。

そのことに気づけば、失敗を失敗だと思わないとは言いません。
しかし、他人に馬鹿にされても、揶揄されても、
自分の信じる道を突き進む勇気は持てると思うんです。
(自分は高校生の時に、それを知りました。)

自分の信じる道を進む人生は、大変なことも多いかもしれません。
しかし、そこでやってみて、ダメだったら諦めはつきます。
でも、やらずに後悔して、あの時やっておけば、、、
と思う方が、あとあと何倍も後悔すると思います。

他人に何と言われようとも、自分自身が納得する人生を送る。
もちろん、その中で道徳的にやっていいことか?悪いことか?
の分別は必要になりますから、色んな人と話をして、議論し、
時には喧嘩になりそうなこともあるでしょう。
しかし、そういう経験こそが、自分が何者なのかを知り、自分にとって価値のあるものが何なのか?ということを知る機会になる。
そうした経験を通じて、自分を成長させていこう!という気持ちを忘れず、どんなことにも前向きになろうという意識が醸成されると思う。

そういう人生を歩んだ方が、本当の意味で自分の人生を豊かにしてくれるものが何かに気づき、自らの手で豊かな人生の答えをもって生きていけるんだと思います。

長文になりましたが、読んで頂いてありがとうございました。

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