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ヘンクvsズルテ・ワレヘム第22節 2021年1月28日 伊東純也

ごきげんようkazです。

2021年1月28日に行われたベルギーリーグのヘンクvsズルテ・ワレヘム第22節。

結果は3-2でヘンクの勝利だった。この試合のヘンク伊東純也の動きを解説、総評をしてみたい。

ヘンクのオヌアチュが先制点のゴールを決めた場面では、得点となるプレーのキープレーヤーとなっている。

サイドのムニョスから中央で伊東がパスをもらうと、そのままダイレクトでヒールパス。ボールを流してオヌアチュへのゴールにつながっているね。

ムニョス→伊東→ムニョス→オヌアチュでフィニッシュ。

伊東が光ったのはムニョスからの最初のパス。伊東を信じて裏へ走り出していたムニョス。裏のスペースへノールックでヒールで流した伊東。どちらも良好なコミュニケーションが取れていないとできないプレー。

DFを2人も背負っていたから、切り返して前を向いていれば封殺されたのは間違いない。前へ出るムニョス。その信頼にこたえた伊東純也。これはヘンクのファンはしびれただろうね。

実はパスを出す前に伊東はコースをしっかり見てる。見てるからこそ、ボールがきたときに、ボールの出しどころが分かっててボールが出せるんだよね。

リードする2点目はCKからオヌアチュのヘッド、これには伊東は得点に絡んでいない。

でもここで伊東のポジションを見てみると、相手DFからしっかり距離をとってフリーになっている。セカンドボールが「もし転がってきたら」いつでも流し込めるポジションだ。

この「もし」のときの動きができている、これが活躍につながっているんだと思う。もしオヌアチュがヘッドで合わせられなかったら。もしGKがはじいたボールがこちらに来たら。どちらにも対応できるポジションに伊東はいる。

これがゴールの嗅覚の正体だと思う。

さて、3点目は伊東が決めてくれた。

ポストに当たったボールを伊東が後ろから詰めてシュートを決めた。右サイドからのカウンターで中央、左へとボールをつないでフィニッシュに思えたんだけど、これがポストに当たって伊東の足元へ。

冷静に詰めてくれたんだけど、ゴールキーパーは前に飛び出してる、角度も右45度からと悪くはない。ここは冷静だったよね。このプレーに関しては特にコメントは必要ないと思うw

ここから2点返されてギリギリの勝利だったけれど、伊東の貢献度はかなり高いゲームだったね。

現在22試合で7ゴール8アシスト。昨年の記録をあっさり超えた伊東純也の変化を今後も見逃せないね。

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