21/22 19節マンチェスター・シティ対レスター

今回は、12月27日に行われたマンチェスター・シティ対レスターの試合の後半について主に書いていきたいと思います。

前半は、デブライネのゴールに始まり、シティの一方的な試合展開となっていました。そのような展開になってしまった要因の一つに、ワイドに張った選手を捕まえきれないという問題をレスターは抱えていました。

そこで、レスターは後半開始にぺレスに変えてカスターニュを投入し、システムを4-4-1-1から5-4-1に変更しました。
これにより、シティのワイド攻撃を抑えることに成功し、1点差まで挽回することができました。

このレスターに対して、気になったのは左サイド、特にジンチェンコです。
前半のシティは、スターリング、ジンチェンコ、ギュンドアンの3人がワイドのポディションとCBとSBの間のポディション、ワイドを張る選手の斜め後ろでフォローできるポディションをとれていました。これにより、相手のSBに対して、数的有利を作ることができていました。
しかし、相手のDFが1枚増えたこととジンチェンコが偽SBのポディションをとることでそのバランスが崩れてしまいました。

偽SBが悪いということではありません。むしろSBが内側に絞ることで、CBからWGに対して直接出せるようになり効果的だと思います。しかし、これは前半のように3人が適切なポディションにいることが必要です。
CBからWGにパスが出た時点で、ジンチェンコが絞っているのはよいのですが、その後ジンチェンコがWGをフォローできるポディションに移動しません。また、CB-WG間は距離があるためスターリングがボールを受けて前に向くことは難しくなっていました。そのため、ジンチェンコがフォローする位置に入ることが重要であると考えます。

また、ジンチェンコが内側に絞る位置も問題です。ジンチェンコはラポルトの前の位置にポディショニングしていました。この位置をとってしまうとラポルトからライン間の位置をとるギュンドアンやベルナルドへのパスコt-スを潰してしまいます。
ジンチェンコはラポルトの前ではなく、ラポルトの斜め左前にポディションをとることが重要なのです。

ジンチェンコは気合が入っているプレーが多く、個人的に好きな選手なので頑張ってほしいと思います。

<番外編>
今回のMOMはスターリングでした!
非常にキレのある動きでPK奪取とダメ押しとなるゴールで、素晴らしい活躍でしたね!
にしてもベルナルドは素晴らしいプレーでしたね。
なんどもうならされるプレーをしていて大変勉強になりました。(笑)

長文にはなりましたが、最後まで読んで下さりありがとうございました。

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