嘘とカメレオンラストライブわをん
嘘とカメレオン、ラストライブ見届けました。
嘘カメと出会ったのは、もう何年前なんだろう…
音楽とは関係ないところから嘘カメを知った私は、気づけば下北沢のライブハウスに訪れていた。
初めてのライブハウス。
人がぎゅうぎゅうで、飲み物を持って荷物を持って、それだけで身動きも取れないくらい。
初めて経験する場所で、鳴り始めた音は、その世界は、本当に本当に眩しかった。
足元から揺れてリズムが入って、耳もこんなに爆音で何かを聞いたことがない!ってくらい響いて、初めて音を身体で感じた。
みんな知らない人なのに、ひとつの音にむかってみんながひとつになる。
こんな素敵な世界があったのか。
嘘カメがそこにいて、この場所に与えてくれた音、鳴らしてくれた音、すべてが愛おしくて。
それから嘘カメはわたしの日常になった。
そこにあって当たり前。
何度【キンイロノ】を聴いて、
勇気と踏み出す足をもらったか。
そしてたぶんそれはこれからも変わらない。
わたしは嘘カメを聞き続けるし、
勧め続けるし、愛し続けるから。
何も明日から変わることはない。
初めて観たステージも、
綿あめをたくさん作ったことも、
月のライブハウスで見たことも、
ぜんぶ切り取ったように憶えてる。
きっと一生忘れない。
一生愛してる。
わたしにライブハウスの世界を
教えてくれてありがとう。
わたしに嘘カメを教えてくれてありがとう。
わたしと出逢ってくれてありがとう。
そしてこれからも繋がっていけたら。
終わりの次は始まっていくから。
大切な5人の未来を、明日を、
普通の幸せがたくさん感じられる、
そんな最高の幸せな日々が待ってると思うから。
お疲れ様とありがとうを、
心いっぱい彼らに伝えたい。
とりあえずわたしは疲れきった足を必死に動かして、心地よい疲れと共に明日へ進もうと思う。