最近のバイブル

この本が大好き。
シリーズが5つあって、すべて持ってるけど、山口路子さんの書く文章は私と相性がとてもよい。

これはダイアナ妃。
ほかにもオードリーヘップバーン、マリリン・モンロー、ジャクリーンケネディ、ココ・シャネルがある。

この方々の伝記は色々あるけれど、ここまで繊細に彼女達のことを記した本をわたしは知らない。

壊れそうにもろく繊細で美しい儚さのマリリン・モンロー。
周りへの感謝を忘れず、自分の生まれた意味を最期にようやく知ることが出来たオードリーヘップバーン。
強い女性の象徴とされていたが、その中での苦しみや悲しみと人一倍葛藤していたココ・シャネル。
夫婦間が上手くいかず、2人の息子という宝物に恵まれながらも最期まで愛を追い求めたダイアナ妃。

あんなに美しい彼女たちですら、葛藤していたのだ。
ひとりの人間であり、おんなだったのだ。
本当の彼女たちを垣間見れる気がして、彼女達に会える気がして、私はこの本をまた今日も開くのだ。

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