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仕事(為事)ってなんだろねって話。
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「とは言え、菓子を作るのが好きなんですよね?」
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この質問に
「はい」と答える職人がどれだけいるのかはわからないけれど。
昔の仲間はこちらの意識の方が多いし大半だと思う。
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現に仲良くしている店を経営する友人は「作れるならずっと作り続けたい。ずっと厨房にこもっていたい」と言う。
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私はと言うと
菓子を作るのが好きだ、と言うよりも、
ただ食べてくれる目の前の人をハッピーにしたかったから菓子に向き合ってきた。ただその表現する手段がお菓子で、お菓子にはそんな力がある。それを信じてやまなかったから続けてきた。。
その菓子で実際目の前の人達が笑顔になってくれたのを15歳のクリスマスに体験してしまったから、病みつきになってやめられなくなった。
もっと、感動してもらえるように。
もっと、よろこんでもらえるように。
だから腕を磨いた。経験を積み重ねた。
もちろんその中で菓子に向き合う時間(作り出す時間)は自分と向きあえる時間で、そんな時間も心地よかった。
でも根本には、誰かを笑顔に出来ないと作る価値はない。とさえ思ってて、誰も笑顔に出来ないならその為事(しごと)には価値はない。そんな職種だと、思っている。
これはなぜ菓子業をしてきたのか?に繋がるし、
今、IT業界でCS(#カスタマーサクセス)をやってることにも繋がっている。
全ての仕事が、自分の利益だけでなく、
また、「ただそこにある」のではなく、
小さな幸せの種や誰かを救ったり支えたり、、何かを生み出してあるものであって欲しい。
せっかく自分の命を使って仕事しているのだから。
そんな想いで仕事してる人ってどれだけいるのだろう。。って最近感じること。
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