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ときめくスゴロク
僕はちょいちょい子供と遊ぶためにスゴロクを作ることがあるのだが、この度、1年くらい前に作ったものをきれいに手直ししてみた。その名も、
お金もちスゴロク
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★最終的にお金をたくさん持っている人が勝ちという至極分かりやすいルール。
★カードは全部で20種類くらい。
★恐竜のマスでは様々なイベントが起きる。
僕は小さい時からとってもスゴロクが好きだった。『小学〇年生』とかでたまに(主に1月号とかで)付録で付いてくるものとか、何かのおまけページにささやかに載っているものとか、それらを発見すると嬉しくてたまらなくなるほどの大好物だった。そして自分でもチラシの裏にしょっちゅう作って遊んだりしていたので、スゴロクの作り方にはちょっとしたこだわりもあったりする。
まずは基本的な所だけど、マス目にはゆとりを持たせること。
コマを何にするかは大抵遊ぶ直前に決める。手近にあるもので、だいたいコインくらいの大きさが多いけど、お気に入りのちょっとしたフィギュアを使いたいってなる場合もあるので、あまり小さくなりすぎないようにしている。同じマスに複数のプレイヤーが止まることもあるしね。
あとは、「〇マスすすむ」とか「〇マスもどる」で移動し得るマスは空欄にしておくこと。
例えば「3マスすすむ」マスから移動した先が「1回休み」となっていた場合、この場合は移動先での指示には従わないというのが我が家の(というか僕の中での)ルールです。それでも毎回「この場合はいいんだよね?」って確認作業が入って面倒なので、初めからそのようなマスには何も書かないようにしている。
そして、マップに仕掛けを入れること。
スタートからゴールまでの単調な一本道ではなく、分かれ道だったり、ストップマスだったり、周回ルートだったりという仕掛けは必ず入れて、ワクワク感をアップさせている。実際これらがないと逆転がしづらくなってしまい、序盤で差が付くとそのまま最後まで、ってことになってしまいがち。一発逆転要素がないとつまらないので、最後にひと山を持ってくることが多いです。
余談だが、あるマスに止まるとコースから外れて別のエリアに移り、そこからは特定の目が出るまで戻れないっていう仕掛けを作ることも多く、僕はそれを「じごく」という物騒な名前のマスにしている。ある時、娘が学校で図工の時間にスゴロクを作ったらしいのだが、名前もそのまんまでこの地獄マスを採用していた。テーマ自体はネコで回りにかわいらしいイラストがある中、突如として現れる地獄マスに、プレイヤーは震えが止まらなかったことだろう。
この時に作ったお金もちスゴロクは、僕にとってのボードゲームのバイブルとも言える桃鉄を参考に(真似て)作ったものだ。カードシステムの採用、貯めたお金でカードの購入も可能ということで、従来の単純なスゴロクと違ってより戦略を練る必要があり難易度は上がったが、子供たちはすんなり理解して楽しめているようだ。さらにお金稼ぎとは全く関係のない、下の子の好きな恐竜が登場するマスも無理矢理取り入れたので、特に下の子は気に入ってくれた。そして、普通に勝率もいい。
もっとマップを広げてみるとか、実在する町を舞台にするとか、コレクション性に重点を置くとか、次回の構想はいろいろだ。ともあれ子供が付き合ってくれるうちにいろいろと作って遊んでもらおうと思う😁
お越しいただきありがとうございます。TVゲームもいいけどたまにはアナログな遊びもいいですね。
ではまた!