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スピリちゅ〜アル

 旅するスーパースター、蕎麦宗です。

 いよいよ、蕎麦宗の閉店に向けてあとわずかとなり、残る日数をカウントダウンするところまできた。大人になると自ら区切りを付けない限りは、そうそう《終わり》を迎えることは少ない。と、以前【カウントダウン】に書いた。

 さて、そんな20年近くやってきた店に、思わぬ来訪者、しかも困ったヤツがやってきた。それはネズミである。
 雨漏り修繕がようやく終わり一安心と思いきや、それが原因で外部と中を繋げる通路ができてしまったようで、獣臭と糞害があって気がついたのだった。飲食店にとって衛生的に致命的なのがゴキブリとネズミの害。慌てて殺鼠剤さつそざいを用意して駆除に取り組む。また、侵入経路と思われる箇所の幾つかを塞ぎコレでヨシと思ったら、それが仇となった。

 数日後、どうもとこからとなく異臭がする。それは倉庫の中からのようだった。ひょっとすると、ネズミは屋内で死んだのではなかろうか?!。薬剤の効果で明るい外へ、水のある場所へと逃げるはずが、その経路を塞いでしまったばっかりに、どうも中で死んだようだ。
 しかしながら、臭いを辿るとどうも倉庫ではない。天井裏もハッチから確認したが、そこからでもない。となると怪しむ箇所は一つで、借りている物件の2階へと上がるドアの右横にある袖壁。ここに違いないと、掘ってみたら案の定、見るに耐えないおぞましいドブネズミの遺骸が腐っていた。
 見たかったという人もいるだろうけれど、あまりに気持ち悪いので語るのはやめておく。結局周囲の土にまでその悪臭は染み込んでしまい。入り口全てを掘り返してやり直すことになった。

 さて、現実的な対応としてはそんなところだが、20年間営業していて初めてのことだ。そして、僕がこの建物を手放し、ユウスケへと移ろうタイミングでの出来事は不思議なものだよな!と兄弟でも話し合ったのだった。
 なので、僕はネズミが現れたことを夢判断から逆鞘に探らんとした。同様に思ったのか、サイキックヒーラーの愛守花さんから、《ネズミのスピリチュアルメッセージ》が送られてきた。
  読んでみて、なるほど納得!面白い。
一つは

《柔軟性と注意深さ》。

これはこれからの自分に当てはまる。そして、

《逆境に立ち向かう勇気と状況を有利に変える知恵》

おお、これはnavigazione(ナビガチオーネ)として独立開業するユウスケにイイ。
 つまりは、なるほど!これだ!!

 ねずみの死骸に遭遇することは、終わりと新しい始まりのサイクルを象徴します。
 人生のある段階が終わり、新たなフェーズへの移行期にあることを示している可能性があります。
 ねずみの死は過去を手放し、変化を受け入れる準備ができていることを促すスピリチュアルなメッセージと解釈されることがあり、私たちに対して成長と進化の機会を与えてくれているのです。

もう、そのまんますぎてウケるくらいだ。

 人生に起きている事象を、現実的かつ論理的な見方をすることとは別に、スピリチュアル的な視点で見ることもすると、おそらく自身の魂が求める、あるいは自分という存在が置かれている状況が立体的に浮かび上がって見えてくることだろう。
 当然対処するのは前者の考え方だけど、後者つまりはスピリチュアルな思考も加えるとより深く自分が生きているこの一瞬を意味深いものとして捉えることが出来るはずだ。
 そんなわけで、ネズミが教えてくれたスピリチュ〜アルも、自分と読者の皆さんに示唆を与えてくれたのではないか!と、お後がよろしいようで今回はおしまい。

 では、残り3日間で、蕎麦宗の20年の歴史は幕を閉じます。さて、ガンバラナシませう。

#夢判断 #スピリチュアル #物事の多面的な見方 #ネズミの駆除

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山川宗一郎
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