語るも聴くも気づくため
今日のはなし。
閉店間際に駆け込んだお客さんがいた。初めての来店のようだ。カウンターに座ってメニュー見て悩んでいるので助け舟、それをきっかけに二言三言話しただけで、初対面同士にも関わらずなんだか意気投合。不思議なことではあるが、一年に一度はこういうことがある。時間にも余裕があったので、暖簾をしまって随分と長くお話しさせてもらった。
僕自身、寄り道小道であんまり一般的でない人生を過ごしてきた。なので正直言って、真っ直ぐに道を歩んできた方々のように立派な訓話を語ることはできない。けれど、時にその曲がりくねった道で経験したたわいもないことが、誰かの人生に役立つことがあるのだ。
そこに気がついたから、こうしてブログを使って情報発信することにした。それが一人でも多くの人に届き、人知れずお役に立てたのなら良いなって思う。
語ることは、聴くことと同様に自分自身に気づきを与えてくれる。なので、今日はどうもありがとう。
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