二輪教習で初乗り
目指せスーパースター。蕎麦宗です。
緊張。この上ない緊張感。一体いつ以来だろうかというくらいに緊張した初乗り。
学生時代にイタズラに乗った以外に原付含めてオートバイに触れたことはない。まさしく初乗りの教習車はホンダCB750、いわゆるナナハンの大型車。デカイ、重い、操作が分からないと3拍子揃った上に、人に教わる事なんて板前修業以来だから20年振りの緊張感だ。
一通り基本操作を習い、早速跨って走り出す。1速に入れてスロットルをチョイとひねるだけで
『なんだこの加速!』
といきなりビビる。教官の後ろについて何周かしてあっという間に一時限が終了。ガスタンクを緊張しながら挟んだ太ももと肩周りが攣りそうなくらいに凝っていた。
二時限目はひたすら走る。右左折や追い抜き、一時停止。また、狭い教習所のホームストレートを2・3速とシフトアップしながらの加速、そしてシフトダウンでエンジンブレーキかけながら減速などなど、基本の走りをある程度やった残り半分は
『山川さん、あとは外周ずっと走っていて下さい』
と、一人不慣れな操作を繰り返しながら加速減速コーナリング。ああだこうだ考えつつも少しずつ身体をオートバイに慣らしてゆく。自転車とはあまりに操作方法が異なるので戸惑う部分も多いが、あっという間に時間は過ぎ終了。え〜、もう終わりなの、もっと乗っていたい。
『初乗りでこれだけ走れれば上出来ですよ』
とお褒めの言葉を頂き喜びつつも、最近の自動車学校は親切丁寧だなと、30年前に叱られながら受けたクルマの免許取得を思い出した。
さて、ありえない緊張から次回は解放されるのだろうか。それにしてもオートバイは楽しい。でも、こんな楽しい乗り物でも僕の場合は今になって乗って良かったと思う。若かりし頃ならば絶対にブッ飛ばして、一歩間違えばあの世行き。箱根畑宿の直線をMTBで75km/h出た!って喜んでたくらいだから。
週に2回のペースで乗れる教習が、しばらく楽しみで仕方ない。【今日は雨の日だから乗れないクルマなんで】に書いたように、あ〜また実用で使えない乗り物が欲しくなってしまうなぁ。
まぁ、ガンバラナシませう。
#田方自動車学校 #免許取得 #大人になってオートバイ #習い事